女性候補者数政府目標に届かず 小島慶子「色々な生き方が議会の場に反映できるようにして欲しい」

女性候補者数政府目標に届かず 小島慶子「色々な生き方が議会の場に反映できるようにして欲しい」

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10月29日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、女性の当選者最多も目標に届かず。識者「各党が候補者の開拓を」という東京新聞の記事を紹介した。

番組で紹介した東京新聞の記事によれば、10月27日投開票の衆院選で、女性の当選者は前回の2021年衆院選より28人増え、過去最多の73人となったが、女性候補者を35%とする政府目標には多くの政党が届いておらず、識者は「各党が責任を持って候補者を開拓し、女性が立候補したいと思える環境整備を進めるべきだ」と指摘している、とある。また、女性当選者数を党派別に見ると立民が最も多い30人で、自民党19人、国民民主党6人と続き、日本維新の会、公明党、れいわ新選組が各4人で並ぶ。そして、共産党3人、参政党2人、日本保守党1人、社民党では女性当選者はいなかった、とある。ある識者は「現職を優先する与党で特に女性候補が少なく、 世界は50パーセントを目標とするのがスタンダードだ」と批判。女性議員の増加は各政党の努力にかかっているとして、議席の一定数を割り当てるクオータ制の導入などに積極的に取り組んでほしいと訴えた。

この記事を受けてお笑い芸人の大竹まことは、女性議員を見ると『男性社会の中に組み込まれてしまった女性たち』のように見えて仕方がないことがある。そうではなく、男性も女性もそれぞれが意見を持って、議会等のちゃんとした場所で、関係性としては男性社会の中に組み込まれるのではなく、男性と対等な感じで扱われる女性が増えて欲しい、と発言した。

また番組パートナーの小島慶子は、「今の税制度を見てもわかるが、女の人は基本的に家にいて、馬車馬のように働く男の人とその子供の世話に専念させるために色々な制度が出来上がっている。そして、その制度が実態とずれてきて、色々な人が『暮らしにくい』とか、『変えてほしい』と思った結果、今回の選挙結果に現れた。この結果はジェンダー平等ととても関わりが深く、男は仕事に、女は家族の世話に人生を差し出すのが当たり前だという世の中を変えようという流れである。女の人の中にも色々な女の人がいて、男の人の中にも色々な男の人がいるのだから、色々な生き方が、きちんと議会の場に反映できるようになって欲しい。」と発言した。

 「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 

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