両親の教育方針は普通ではなく苦痛『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』
文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。
第482回 10/20の放送を終えて
今週も、お父様で作家の井上ひさしさんとお母様の西舘好子さんが立ち上げた「こまつ座」の代表を務める井上麻矢さんにお越しいただきました。
お母様は麻矢さんの事を「3人姉妹の中で意志の強さと頑固さは筋金入り」と、ご本に書かれています。その1つのエピソードとして、お母様は「学校に毎日行く」を挙げています。・・・どういうことなのでしょうか?
麻矢さん曰く、お父様とお母様の方針で「晴れの日しか学校には行かなくていい」と言って育てられたそうです。・・・ますますどういうことなのでしょうか??
麻矢さんによると、ご両親の考えは「学校に行かないで、本を読んでいた方が学ぶ事が多い。ご飯を食べていけるのは、結局、自分の1つの好きな事だから、その1つの好きな事を見付けるのが若い時の仕事」だと。続けて「本をたくさん読んだ方が色々な人の人生を疑似体験できる」と。しかし麻矢さんは好んで学校に行っていたそうです。家よりも学校の方がずっと楽しかったと言います。「本を毎日読むなんて私には耐えられなかった」と麻矢さん。絵本を読んだら感想文を書かなくてはいけないのだとか。赤字でチェックされるそうです。
き、厳しい。。
麻矢さんが感想で「この主人公の態度がツラかった」と書こうものなら、「“辛い”という意味の語源は何個あるでしょうか?」と問題にされてしまうそうです。「苦痛でしかなかった」と、お話いただきました。
井上ひさしさんの生誕90年の今年、こまつ座では記念公演を行っています。現在上演中の『芭蕉通夜舟』が第3弾、締めくくりとなる第4弾『太鼓たたいて笛ふいて』が11月から始まります。チケットの情報など、詳しくは「こまつ座」の公式サイトをチェックしてください。
次週も素敵なゲストをお招きします。
お楽しみに! See you!
【本日の1曲目】 秋桜 / 山口百恵
【井上麻矢さん選曲】 ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ / 原田知世
(文/スタッフC)
川口技研のHPはこちらから https://www.kawaguchigiken.co.jp/
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この記事の番組情報
川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home
日 9:00〜9:30
日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。 毎週ゲストの方にお越しいただいて、子育ての喜び、苦労話、思わず笑ってしまったこ…