第50回衆議院選挙が公示。ゲンダイの議席予想は「衝撃の過半数割れ」!
10月15日「長野智子アップデート(文化放送)」では、日刊ゲンダイ第一編集局長の小塚かおるに、今日公示された衆議院選挙の議席予想や、自民党支持者の反応などについて聞いた。
鈴木敏夫「公示された衆議院選挙について、今日発売された日刊ゲンダイの一面に『衝撃予想!』というタイトルが付いています」
小塚かおる「私もビックリしました(笑)」
鈴木「これは文化放送の予測ではなく、あくまでも日刊ゲンダイさんの議席予測ですが、発表します。与党、過半数割れ。自民、58議席減と。このようになっています」
長野智子「私が見た中では減少数が一番多いですね」
小塚「日刊ゲンダイでいつも予想してもらってる、政治ジャーナリストの野上忠興さんの予想です。野上さんは色んなところで選挙予想をされていて、予想がいつもしっかりしている方なんですけどね。その方に全議席を出してもらった結果、自民党が合計198議席、公明党が28議席。両方足すと226議席ということで、過半数が233ですよね。そうすると過半数割れしてしまうと。ただ、裏金で非公認になった人がいるじゃないですか。その人たちは4人当選すると見ていますが、それを足しても230議席ということで、3議席足りずに過半数割れしちゃうと」
長野「はあ~っ!」
小塚「まあ、過半数割れになったら政権を維持するために、無所属の人を取り込むとか、もしくは、例えば国民民主党とか維新とか、そういうところと連立を一緒に組むのかとかですね、そういう話が終わったあとに起きてくるだろうなということなんです。これね、厳しい数字ではあるんですけど、実は野上さんが実際に取材した話としておっしゃってたんですが、自民党が独自に情勢調査を今週、先週とやってまして、最悪のケースで120議席以上落とすという結果が出てるそうなんですよ。でもまあそれは最悪のケースで、競ってるところを全部落としてしまったらっていうことなんですけど、その数はかなり大きいじゃないですか」
長野「大きい」
小塚「だからやっぱりそれは、ボーダーラインの人が物凄く多いということで、いつにも増して自民党に対する逆風も強いし、やっぱり裏金問題を有権者は忘れてないっていうことですよね。実際に投票行動になった時に、『絶対自民党は嫌だ!』みたい行動が起きる可能性があって、そうすると大きくマイナスの方に動くんじゃないかと。そういうことを自民党自体も思ってるんじゃないかと思うんですけどね」
長野「これ、自民の支持者の中で、支持してるんだけれども裏金問題に対して納得いってないっていう人たちは、どういう風に考えてるんですかね?」
小塚「そういう人は多くて、実際に選挙に入る前に、自民党の議員の人たちが街頭に立っていると、まあ罵声まではいかないけど『今度はあんたに入れないからね!』とか、『今まで入れてたけど、もう入れないからね!』とか、わざわざいいに来る人がいるんですね。だからそれぐらいみんなが怒っているっていうのは、やっぱり肌身を感じてわかるという風に、中堅の議員がいってましたけども。そういう意味でいうと、自民党支持の人でも、今回はちょっとお灸を据えようみたいな行動に出る可能性はあるんじゃないかと思います」
番組では、この後も小塚かおるが今後の野党の動きや、注目の選挙区などについて語っています。もっと知りたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。番組の「ニュースアップデート」のコーナーでお伝えしています。
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長野智子アップデート
月~金 15:30~17:00
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