2024年6月に起きた辺野古工事のダンプカーに轢かれた男性警備員の死亡事故 抗議活動中の女性は重症
沖縄では大きく扱われているニュースでも全国的には伝わっていないニュースはたくさんある。10月8日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、朝日新聞を退社し琉球新報の記者・編集委員になった南彰に沖縄の現状を伺った。
大竹「沖縄では暴行事件もあったし、安和のダンプ死傷事故もありました。現地にいると、こういう問題はどのように伝わってくるんですか?」
南「辺野古の反対運動でよくゲート前で大きな集会をやっている光景は東京でも放送されたりすると思うんですけど、辺野古工事の色んな現場で市民の人たちが抵抗活動をしているんです。例えば牛歩をしてダンプカーの出入りを少しでも遅らせて工事を断念に追い込もうとするなど地道に取り組まれているんです。その中の1つが安和という桟橋で起きた抗議活動中の女性と警備員の方がダンプカーに巻き込まれてしまい死傷した事故なんです。
国側は最初、抗議活動のせいで警備員が亡くなったと宣伝を始めていたんですけれど、よく調べてみると、工事を急ごうとするがために今までと違うルールでどんどんダンプを無理に出そうとしていたっていうことをダンプの運転手さんが証言してくれたんです。そうしたなか、国側が辺野古の無理な工事を進めようとするがために市民の抗議活動をつぶそうとしていることがわかってきたんで、そこをしっかり記事に書いていかなきゃいけないなと思ってやっています」
この他にも番組では、南彰が東京ではあまり報じられない沖縄の問題を伝えています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
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