立民の新代表に野田氏。大竹まこと「保守とかリベラルとかではなくて、市民の側に立っていて欲しい」
9月24日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、立憲民主党が野田佳彦元首相を新代表に選出したという朝日新聞の記事を紹介した。
番組で紹介した朝日新聞の記事によれば、立憲民主党は23日、東京都内のホテルで臨時総会を開き、野田佳彦元首相を新代表に選出した、とある。また当記事によれば、決選投票で枝野幸男氏を破った野田氏は、早期の衆院解散・総選挙を想定し、自民党派閥の裏金事件への批判を追い風に政権奪取を目指す考えを強調した、とある。
また番組では、同新聞の次の内容の天声人語も紹介した。『野田氏が党内の支持を集めたキーワードの1つは「中道保守」へのシフトだったという。来たる総選挙をにらみ、穏健な保守層まで手が届くようにするという野党の戦術論としては理解できるが、与党との違いや対立軸がぼやけてしまったように思える。(略)何が右で何が左なのかも不明瞭なのに、何が中道か。保守とは、何を守ろうとの立場を言うのか。(略)確かなのは、今この国には、政権交代の選択肢が必要だということだ。野党としての背骨は一体どこにあるのか。自民党とは何が違うのか。そこははっきり、明確に、お願いしたい。』
この記事を受けて番組パートナーの小島慶子は、(天声人語の記事では)政治を、何が右で何が左か、何が保守で何がリベラで何が中道かをはっきりさせるべきだと言いたいのかも知れないが、そんなことをやっているから「あいつは右だ左だ」とかいうグループの対立みたいなことが起きる。私はこの考え方には同意できないと話した。
また、お笑い芸人の大竹まことは、立憲民主党が政権を狙うのはもちろんいいが、今の自民党とは対立するという形を見せてもらった方が、自分たち庶民としてはいい。保守とか、リベラルとか、そういうことではなくて『市民の側にちゃんと立つ。私たちはそこにいます。』という方向性にして欲しかったと話した。
「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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