【お天気気象転結】能登の豪雨と秋の番組について

▼9月27日配信号　担当
鈴木純子

能登の豪雨で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
元日の地震に続いて今回の豪雨、言葉もありません。能登地方では秋雨前線の雨雲がかかって20日(金)の深夜から雨が降り出し、21日(土)の朝に大雨となりました。気象庁は石川県の輪島市・珠洲市・能登町に大雨特別警報を発表。これらの地域では、活発な秋雨前線の影響で大雨となり、輪島市では観測史上最大となる1時間に121ミリの猛烈な雨が降りました。
3時間で1か月分の雨が降ってしまったのです。短時間に集中して雨が降ったことで中小河川が氾濫し土砂災害、浸水害が発生しました。
なぜこのように大雨となったのでしょうか。日本海に伸びていた秋雨前線に向かって、太平洋高気圧の縁に沿って非常に暖かく湿った空気が流れ込み、さらに台風１４号周辺の湿った空気も流れ込みました。また前線の北側を吹く北東の風との収束が強まり、雨雲が発達したのです。
「長野智子アップデート」では23日、フリーディレクターで認定NPO法人「チーム・ユニコン」の中村健吾さんが現状を伝えてくれました。
中村さんは能登半島地震の支援を続けており、今回も支援活動で訪れていたところ、この豪雨に遭遇しました。輪島は氾濫のあとの土砂が深刻。深さ30センチにもなるとのこと。宅田町の仮設住宅は4月末に完成しようやく入居できたのに床上まで浸水。心が折れてしまうのも無理もない状況の方たちにどんな支援ができるのか中村さんご自身も考えているとのことでした。
「長野智子アップデート」では今後も能登の状況をお伝えしていきます。出来る支援を続けてまいります。

文化放送近く、ビルの谷間から見える空にはもう秋の雲。
今後も気温は高めの予想ですが、空気は変わってきていますね。
今週は秋の特別番組が放送されました。22日（日）は「キユーピー メロディホリデー」（11：00～13：00）今回も心を癒してくれる楽曲がたっぷり。radikoタイムフリーでまだお聴きになれますのでぜひどうぞ。
23日（月）は「ポンコツラジオ～ともに認知症を知ろう」（12：00～12：55）お母様が認知症で介護をされているにしおかすみこさんとともにお届けしました。にしおかさんはこれから地域包括支援センターと繋がろう、というところだったので、まさに数年前の私が経験したこと。打合せのときから、話が白熱しちゃって、スタッフに「この続きは番組でやりましょう」と言われるほどでした。
にしおかさんの今後も気になるので、ぜひ続編をやろうとお話しています。こちらもタイムフリーでお聴きになれます。Podcastでも別バージョンのトークも聴けますので是非アクセスしてみてください。

そして今週は「走れ！歌謡曲」復活第2弾放送を行っています。24日（火）深夜の小林奈々絵さんには「くにまる食堂」出演のときに久々に逢いました。

彼女は随分年下なのに「お姉ちゃんキャラ」で私のことも妹のように褒めて励ましてくれることがあります。骨折したときもそうでした。生放送で番組を聴きましたが愛すべきパーソナリティーです。
今週は仁科美咲さんから始まり小林奈々絵さん、岩波理恵さん、レジェンド小池可奈さん、そして井上由美子ちゃんと。寝不足の日々が続きそうです。
今夜は由美子ちゃんです。皆さんよろしくお願いします。

先日由美子と逢ったときの写真です。何度撮っても私の顔が変で。あれ？普通？なぜ逢ったのかは今夜の放送を聴けばわかるかもしれません。

最後にお知らせです。10月から半年間、生放送の番組を担当することになりました。
「オトナのホンネ～思い出の水曜日」（水19：00-21：00）初回は10月2日です。是非聴いてみてください。

気象予報士　鈴木純子