「すっごい恐怖心が…」車いすラグビー金メダリストが語る“準決勝の壁”とは?

「すっごい恐怖心が…」車いすラグビー金メダリストが語る“準決勝の壁”とは?

Share

お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) が9月20日に放送され、パリパラリンピックで金メダルを獲得し、報知新聞社から発売中の『新時代 車いすラグビー日本代表 池崎大輔が見つめる未来』を著した池崎大輔氏がゲストに登場。金曜パートナーの壇蜜とともに本の内容について伺った。

壇蜜「(※上ずった声で)本日のお客様は、先日行われたパリパラリンピック車いすラグビーで金メダルを獲得した日本代表メンバーの一人、池崎大輔さんです! ごめんなさい、ちょっと変なテンションなのは、今、池崎さんの金メダル握ってるの。すごいね、重いね」

大竹「全部、金じゃないよな」

池崎「全部、金ではないと思います。(笑) でも今までのメダルの中でグラム数は一番重いです」

大竹「そうなんだ、なんか肩こりそうだね。パリパラリンピックに行く前、私とちょっとすれ違ったことがあって、「(これまで車いすラグビーがパラリンピックで取ったメダルは)銅・銅ときてるよね」なんて言う話をして、俺も正直、(金は)難しいんじゃないかなと思ってて」

壇蜜「ところがですよ」

大竹「取っちゃって驚いちゃった。何か秘策があったわけ?」

池崎「秘策はもうたくさん練っていました。銅メダル・銅メダルときていたんですけど、本当に目指しているところって世界一、金メダルじゃないですか。それを取りに行っているわけなので、いろんな国に対しての戦略・戦術も、自分たちの力をしっかり出せば世界一になれる、っていう自信を持って、体も心もいろんな準備をして、パリに行ったわけですよ」

大竹「そうは言ってもさあ。あの準決勝はさあ。(笑) 最後は延長戦に入って50対51だよね。あれはどう?」

池崎「いや、どうもこうもないですよ」

大竹「どうもこうもないよね」

池崎「ロンドンは準決勝で負けて4位。リオ・東京は準決勝で勝って銅メダルですよ。その準決勝という舞台に、また行くわけですよ。そのときの心境としては、僕の中ではすっごい恐怖心がめちゃくちゃ出てきて」

壇蜜「バクバクですよね」

池崎「そういう気持ちで行って、自分たちが勝手に作っていた準決勝の壁を乗り越えれば、絶対「金」には届くと」

大竹「皆さんもそう思ってた?」

池崎「そう思ってます。ここで出し切ると。もちろん相手のオーストラリアも同じ気持ちでくるわけです。ただ、今までと違うのは、気負いせずに、今までやってきたことを、しっかりやろうと。そうすれば必ず勝てるって、誰もが信じてたんですよね」

大竹「いやでも、見てる方もさ、延長戦じゃん」

池崎「そうです。最後の最後で同点になって延長です」

壇蜜「もうその時は、ハラハラを通り越して窮地っていう感じがしたんですけど、もうアーッって目を覆っちゃうけど、指の隙間からちゃんと見てました」

池崎(笑)

大竹「でもあの準決勝で勝った時、なんか勝負はあの時に決まってた感じだね。もう」

池崎「そうですね。本当に今までの壁を乗り越えた時の日本は、さらに成長して、さらに強くなった、という気持ちもあって、一戦一戦、いろんなことを学び、成長して、9月2日の決勝にしっかりピークを持ってこれた。今回の日本は、メンタルも強かったし、フィジカルも強かった。本当に強いなって改めて思います」

トークの続きはradikoのタイムフリー機能でご確認ください。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


大竹まこと ゴールデンラジオ!

大竹まこと ゴールデンラジオ!

月〜金 13:00~15:30

その他の主な出演者

“面白い”けれど”真剣に”、”くだらない”けれど”正直に”。 …

NOW ON AIR
ページTOPへ