9月15日福岡県朝倉市で38.2 度、東京都心は34.4度…厳しすぎる残暑はいつまで続く?
(↑ 気象庁ホームページより)
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
9月とは思えない季節外れの猛暑が続いています。
きょう15日、全国で最も気温が高かったのが福岡県朝倉市の38.2度、福岡県太宰府市でも37.7度まで上がり、57回目の猛暑日と記録をさらに更新しました。
関東でも埼玉県鳩山町で36.9度、群馬県館林市で36.8度など猛暑日となり、東京都心も昨日とほぼ同じ34.4度。
日差しが痛いほどの暑さでした。
いつまでこの猛暑が続くのか…?
今週前半は暑さが続きそうですが、後半9月21日頃から落ち着いてくる予想です。
東京の予想最高気温、20日は32度、21日は26度、秋の空気に入れ替わりそうです。
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今週の「防災アワー」
日本記者クラブで行われた福和伸夫・名古屋大学名誉教授の記者会見を中心にお送りしました。
先週9月11日には同じ日本記者クラブで、南海トラフ地震評価検討会会長・平田直東京大学名誉教授の記者会見も開かれました。
平田先生はあらためて「地震は予知できない、しかし地震の可能性が高まるという事は言える。
普段は1000回に1回だが、1000回に4~5回に高まる…これが巨大地震注意。
普通の人は『普段からの地震への備え』を確認する。普段からの備えが何かわからない人がいることには問題がある。
日本で普段からの備えとは…命を守るために何をするか?ということ
備えは①揺れても潰れない、揺れても倒れてこないようにする②津波が来たらすぐ逃げられるようにする
揺れても倒れない(耐震化)・家具の固定」と話していました。
自然災害の多い日本で生き延びるためには、地震への備えは必要ですね。
さて、昨日9月14日鈴木純子アナウンサーとのオンライン講演会も無事終了しました。
西宮市薬剤師会にご依頼いただいたもので、4回目の講演をさせていただきました。
講演を依頼してみようという方がいらっしゃいましたら、文化放送広報か防災アワーbousai916@joqr.netまでご連絡ください。
気象予報士・防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子