村尾信尚「自民党総裁選で裏金問題に触れないのはなぜ?」
自民党の派閥の政治資金パーティー裏金事件では安倍、二階、岸田各派が立件されたが、今回、毎日新聞のスクープで麻生派でも裏金の存在を認める証言が確認された。9月3日の「くにまる食堂(文化放送)」では、関西学院大学教授の村尾信尚と野村邦丸アナがこのスクープについて語った。
村尾「自民党の総裁選を巡って色々報道されていますが、そもそも危機感を持ってやろうとしている発端は裏金問題ですから。それなのに各候補、裏金問題について触れない。憲法の問題も勿論重要なんですけれども、こういうことになってしまった裏金問題についてどう考えるのかと私たち報道側が改めて問い直すべきだと思いますね」
邦丸「総裁選候補の河野太郎さんは裏金があったとしたら、その金を返金しろと要請していきたいとおっしゃってます。石破さんはじめ、他の方たちも追及は続けると言っていますが、この問題については麻生さんですよ。今、自民党の裏のドンとも言われる麻生太郎さんが何を言うかです。2017年の派閥のパーティー収入からの分配金を裏金用の口座に入れたと供述した麻生派だった薗浦元衆議院議員の元秘書が毎日新聞の取材にこんなふうに話しています。『還付金自体は何ら悪くないでしょう。収支報告書に記載していなければ問題というだけの話で2017年分はもう時効でしょう。追及するのはやめたらいいんじゃない』って言ったっていうんですが、そういうことじゃない。何をかいわんやですよね」
番組では、この他にも村尾信尚と野村邦丸が裏金問題について指摘しています。もっと知りたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
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