【西武】髙橋光成投手インタビュー 群馬での凱旋登板で大歓声を浴び「ぐっとくるものがありました」
8月21日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われたオリックス20回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの髙橋光成投手にインタビューした模様を放送した。地元群馬での凱旋登板について訊いた。
――前の試合(8月20日、オリックス19回戦)では群馬(上毛新聞敷島球場)でナイスピッチングでした。
髙橋「ありがとうございます」
――前の試合を振り返ってもらえますか?
髙橋「まずは(出身の)群馬で投げられたことがすごく嬉しかったですし、大歓声はやっぱりぐっとくるものがありました。内容もフォアボールがなかったですし、ゾーンの中で勝負できたというところと、あとはフォークボールがよかったので、次に繋がる登板でした」
――これまでのピッチングと何が違いましたか?
髙橋「そんなに大きくは変わっていないと正直思います。そんなに大きく変えることもできないので難しいところですが」
――ランナーを出してズルズルといってしまうことなく、要所をきちっと抑えたピッチングに見えましたが、その辺はいかがですか?
髙橋「粘り強く投げられたことは次に繋がると思いますし、そういった点は良かったですね」
――アクセルを踏まなければいけないところが先発ピッチャーにはあると思うのですが、そこは力でいきましたか、それとも丁寧さでいきましたか?
髙橋「出力自体があまり出ていなかったので、丁寧にいくしかないというところでした。とにかく低めに投げるという意識で投げていました」
――フォークボールが良かったということで、試合前のブルペンで投げていて手ごたえがあった?
髙橋「いや、ないですね。ブルペンのときと試合に入ってからでは全然違うと思うので、なかなかブルペンでは判断できません。いかに試合の中でアジャストしていくかということがすごく大事だと思います」
――そうなると手ごたえは初回あたりから感じるものですか?
髙橋「何となくは感じますね。そこでプランを立ててというところなのですが、それが前の試合ではうまいことできたなと思います」
――そのあたりは柘植(世那)捕手との群馬出身バッテリーということでしたが、かなり話し合いながら配球を考えていたというところですか?
髙橋「そうですね。試合前はちゃんと話し合いをしました。ただできることは限られてくると思ったので、やれることを淡々とやるというか、集中して投げられました」
――前日のピッチングは高橋光成投手の今後の登板にいい影響があればなと思うのですがいかがでしょうか?
髙橋「まだ(シーズンは)終わっていないですけど、思うようなパフォーマンスを出せていないので、1球1球集中して投げる、1球にすべてをかけることが大事だと思います。そのための練習をしますし、しっかりリカバリーしてその1球に備えるという意味では次に繋がる登板だったと思いますし、1球1球しっかりと投げられるようにまた調整していきたいです」
※インタビュアー:高橋将市アナウンサー
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