「中国語で発信し直さないと」NHKラジオ不適切発言について指摘

「中国語で発信し直さないと」NHKラジオ不適切発言について指摘

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8月23日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と、NHKラジオでの不適切発言について意見を交わした。

おかしなことは中国語で発信し直さないといけない

寺島アナ「NHKのラジオ国際放送で中国籍の外部スタッフが尖閣諸島について「中国の領土」と述べるなど不適切な発言をした問題で、NHKはきのう、スタッフが「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」などと英語で発言していたことを明らかにしました。問題の放送は今月19日に行われました。NHK短波ラジオと衛星ラジオの国際放送、ラジオ第2放送で午後1時過ぎから放送した中国語のニュース番組で、40代の男性スタッフが東京都千代田区の靖国神社で中国語とみられる落書きが見つかったニュースを伝えた後、原稿にない発言をおよそ20秒行いました。男性は中国語で「釣魚島と付属の島は古来から中国の領土です。NHKの歴史修正主義とプロフェッショナルではない業務に抗議します」、そして英語で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時の性奴隷だった。731部隊を忘れるな」などと話していたといいます。内藤さん。これはどうお感じでしょう?」

内藤「プロフェッショナルではない業務に抗議しますって、この人のことじゃないですか」

寺島アナ「まさにこの人ですよ」

内藤「この人の主義主張とか、思想信条はどうでもいいです。個人のことですからね。だけど、この人の仕事は、日本語の原稿を正確に中国語に訳して放送するということであって、原稿にないことを言っちゃいけないわけでしょ。だからその時点でダメなんですよ。中身は何であれ。これはしばしば言われることですが、通訳や翻訳スタッフが善意で言葉を補った結果、本人の発言とだいぶ違って伝えられることは、今までも往々にして問題があったわけです。だからこれだけでなくて、過去にもさかのぼってチェックする必要がある。特にこの人の仕事についてはきちんとチェックをして、おかしなことについては中国語で発信し直さないといけないでしょう。「うちのスタッフがこういう放送したけれども、これは我々の見解と違う」と。あと日本国内でいくら言ったって、中国人に言わなきゃしょうがないですからね」

寺島アナ「そうですね」

内藤「中国に向けて中国語話者に向かって発信したわけですから、その人たちに対して「NHK、日本政府の見解とは違います」、「日本人が標準的に理解している客観的な事実は違います」と、訂正放送をガンガン流さないと。消すと増えるというのと逆で、上書きをどんどんしていかないといけないと思いますよ」

〈出典〉
NHKラジオ国際放送で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」中国籍スタッフが発言 – 産経ニュース

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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