【水谷加奈の劇場型恋愛体質】パリってセンスあるわ
Share
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―8月2日(金)配信分―
いまさらですが、パリオリンピックの開会式。素敵だったなあ。
セーヌ川に次々登場する船の上から各国選手が笑顔で手を振っていましたが、
最新デザインの船もあれば年季の入った小さい船もありそれが逆に楽しかった。
そしてパリの街並みをそのまま使った演出も素晴らしく。
今あるものを使って無駄使いしていない感じに好感が持てました。
単純に数字だけ見るとパリオリンピックの費用は82億ドルとか100億ドルと言われています。
一方、これまでの夏季オリンピックで最も費用がかかったのは推定200億ドルの2020東京大会…。
エコなオリンピックのはずだったんですけどねえ。
首を持ったマリーアントワネットの出現には驚きました。
血塗られた演出は賛否両論ではありましたが、私はホラーっぽくてとても好き。
これ、日本ならなんだろう?番町皿屋敷?東海道四谷怪談?あ、でも史実ではないからダメか?
最初に出てきたコメディアンも日本ならナイナイの岡村さんかな?だったら盛り上がるだろうな。
船を使うなら屋形船もありか?天ぷらと刺身もふるまっちゃう?
など想像を膨らませるとどんどん楽しくなっていきます。
そういえば1992年のアルベーㇽビル冬季オリンピックの開会式も幻想的でとても印象深いです。
やはりフランスって独特のセンスを持った国なんだなあ。と。
今回のオリンピックエンブレムもかわいい。炎にも見えるしパリジェンヌの顔にも見えるし。その手があったか!と感動。
パリってセンスあるんだなと改めて思いましたわ。
Share