都知事選終わってからも続く石丸氏のメディア出演に大竹が持論「この人が何を考えているのか、どうしたいのかが知りたいんだと思う」

都知事選終わってからも続く石丸氏のメディア出演に大竹が持論「この人が何を考えているのか、どうしたいのかが知りたいんだと思う」

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7月17日(水)、大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。東京新聞の「<視点>石丸現象と閉塞社会 次世代の熱、冷まさずに 論説委員・竹内洋一」という論説を取り上げ、パーソナリティの大竹まことがコメントした。

太田アナ「石丸現象と閉塞社会次世代の熱冷まさずに当初は石丸現象を予想だにしていなかった世代間格差の深刻さは理解していても、若年層が無名に近い候補にこぞって飛び付くほどの飢餓感を持っているとは認識していなかった。これまで若年層の投票率は低かった。政治行政への不満や関心がさほど強くないのか、諦めているのか、どちらかだと受け止めていた。今回、積極的に応援したい政党や候補者がいなかっただけなのだと見方を改めた。

少なくとも政策が要因ではない。石丸氏が訴えた若年層支援や少子化対策は、小池百合子知事(72)に比べて具体性に乏しかった。若年層が期待したのは個別の政策でなく、社会の閉塞(へいそく)感の打破だろう。石丸氏の「炎上」を辞さずに耳目を引く手法は、お騒がせユーチューバー系候補者と共通するが、銀行員、市長の経歴によって実社会での突破力も備えていると若い世代に映った。新聞・テレビに対する邪険な態度も、従来型のマスメディアを重視しない若年層には小気味良いに違いない。 もとより完璧な政党や候補者は望むべくもない。むしろ一つの政党、一人の政治家に社会の変革を委ねるような世論一色になる方が危うい。民主主義は、より「マシ」な政治を選ぶ仕組みである。石丸現象は若年層も政治に熱くなることを示した。これを機に政治参加を定着させたい。次代を担う主権者が、より「マシ」な未来を自ら選ぶためにとあります」

<視点>石丸現象と閉塞社会 次世代の熱、冷まさずに 論説委員・竹内洋一

大竹「今日この石丸さんと『TVタックル』でちょっとお会いするんだけど、不思議だなと思ってるのは、選挙は終わったわけだ。選挙終わって小池さんが都知事になったわけで、この方は2位だったのかな。蓮舫さんが3位だった。選挙が終わったんだからこの問題は普通だったら沈静化するじゃん。もう決まっちゃったんだから。だけど、今日石丸さんにお会いするって言ったんだけど、終わってないんだよねこの人」

水谷加奈アナ(パートナー)「今だって、ものすごいメディア出てらっしゃいますよね」

大竹「本来ならば選挙が終われば沈静化するのに沈静化してない。この人が引っ張りだこみたいな現象になっている。これがちょっと面白いなあと思って。その面白さというのは多分、今までの政党、日本という国は自公がずっとけん引しながら何十年間低迷している。政治がいくら引っ張ってもこの低迷を解消できないんじゃないか。何十年も給料上がんないんだもんね。誰がやってもさ。みたいな諦めみたいなものが政治にあったとき、とってもイキのいい人が出てきたわけだよね。で、これに世間はちょっと不思議がってるんだよね。そうは言っても今までの自公の票とか連合の票とか、そういう組織の票の方が強くて、若い人たちがいくら頑張ってもそういうところには届かない現実がわかったわけだよね。それでも、この人が何を考えてるんだろう、この人がどうしたいんだろうということが、若者の間でも、年寄りは年寄りでも俺みたいな年寄りでも、この現象がちょっと不思議で、選挙終わったら沈静化するはずなのにしないでずっと尾を引いて、これが日本が今、低迷の中で、1つの光を見出そうとしてるのかもしれない。だけども、この人が、この視点でも言ってるように新しい何かを打ち出したとか、そういうことじゃないんだよね。政策として。だけど、今までのことを全部ひっくるめて、全部無効にしたいと。若者たちも多分そんなふうに思ってると思うんだよね。何やってももう給料も上がんないし、変わらないし、世界を見れば世界の中で、日本はどんどん順位が下がっていってる。その中で、なんかこの人に期待したい。しかもこの人のことがよく分からない。分からないっていうのは、とっても魅力的なわけだよね。分からないってことは、もうとっても魅力に溢れてるっていう意味だから、もうちょっとこの人が何考えてるのか、どこに向かっていくのか、みんな知りたがってるのかなあと俺は思うんだけどね」

水谷アナ「この人が安芸高田市長だった時に、言いたいことを言う、すごい人出てきたなあっていう印象があって、今のメディアの扱いって、よく言えば面白い人、悪く言えば面倒くさい厄介な人じゃないですか?こういう人を大竹さんみたいな世代がちゃんとうまく育ててあげたら日本はうまくいくんじゃないかと私は思います。だってほら、大竹さんはこの番組見ててもやっかいな女の手綱取ってるじゃないですか?」

大竹「お前を筆頭にな」

水谷アナ「私とあさこちゃんはすごく常識的」

いとうあさこ「扱いやすい」

水谷アナ「扱いにくい女をちゃんとやってるじゃないですか?」

大竹「この人が俺たち年寄りのことどう考えるか知らないけど、成田悠輔さんは、田原総一朗さんに面と向かって、「もうおやめください。退場してください」みたいに言ってたり、俺は政治の外側にいるわけだから、そこら辺はどう思ってるかわかんないけども、でも、色々なことを聞いてみたいよね。それからいつまでも人気が続いてる原因みたいなこともちょっと知りたいなと思ってんだけど、どうなるかな」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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