【水谷加奈の劇場型恋愛体質】追い越し車線とは
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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―6月21日(金)配信分―
これだけ問題になっているのにいまだに煽り運転する人がいるのが不思議で仕方ありません。
SNSに上がっている映像を見るとひどい。
パッシングしながらものすごいスピードで前の車に突っ込んでいく車。追い抜いた後もわざと横からスレスレまで幅寄せしてきたり、前に割り込んでから急ブレーキを踏んだり。
ドラレコがついている車が多いのに、こんなことしたら自分が不利になるということをわかっていないのか? いや、わかっていながらやってしまうのか?
不必要な煽りは危険だし絶対にやってはいけないことですが、煽られる方に問題があることもあります。
関越道を走っていたら、追い越し車線を走っている車が後ろから煽られ気味なのが見えました。煽られている車は若い男性が運転しているのですが、助手席の女性とにこやかに談笑している様子。すぐ後ろに車が迫っていることにも気が付いていないようです。
後ろの車もあきらめたようで、いったん走行車線にずれてから追い抜いていきました。そのあとも数台が同じように抜いていきましたが、男性は悪びれることなく穏やかに走行車線を走り続けているのです。
つまり。
追い越し車線を走っていいのは追い越すときだけ。そのまま走り続けてはいけない。追い越したら走行車線に戻る。ということをわかっていないドライバーが多いということ。
SNSの映像を見ても「おいおい煽ってきたよ」と言いながらそのまま追い越し車線を走り続けているドライバーがいますが、基本的にはまず左によけないと。そうすることで不幸な事故も防げるはず。
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