「狛江市総合水防訓練」50年前には多摩川の堤防が決壊…

「狛江市総合水防訓練」50年前には多摩川の堤防が決壊…

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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。

きょう6月16日、7月並みの暑さの中、多摩川の河川敷で「狛江市総合水防訓練」が行われました。
狛江市は、50年前多摩川の堤防が決壊し19棟の家屋が流出、「岸辺のアルバム」というドラマのモデルにもなり、2019年の東日本台風でも内水氾濫でおよそ300棟が浸水被害に見舞われました。
訓練には、狛江市消防団や防災会、陸上自衛隊などからおよそ300人が参加。
大型で非常に強い台風が関東に接近し多摩川の水位が上昇、越水による被害が予測されるという想定で行われました。 
土のうを作って積み上げたり、都市型水防工法としてレジャーシートやポリタンク、プランターを使って浸水を防ぐ工法などを実施。


ヘリコプターによる人命救助訓練なども行われ、近隣の方たちもさかんに写真を撮っていました。


大雨シーズンを前に備えを進めておきたいものですね。

さて、きょう放送の「防災アワー」では「戸越銀座まちなか防災フェスティバル」についてお伝えしました。
品川区・戸越エリアには木密地域があるので火災などの災害があったとき、被害が大きくなりやすいことが心配され「災害に強いまちづくり」への取組が進められています。
商店街の近くにある「文庫の森」は、災害発生時には広域避難場所にもなります。
大勢の避難者を受け入れる芝生広場があり、かまどに変身する「かまどベンチ」「マンホールトイレ」もあります。


聞き逃したという方はradikoでぜひお聞きください。

気象予報士・防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子

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