中園亜美さんのビューティフル・メロディーズは・・・?
6月14日(金)に放送されたラジオ番組「ビューティフル・メロディーズ~よみがえる青春のポップス」(文化放送 毎週金曜11時38分頃~)では、
ゲストに中園亜美さんを迎え、思い出の洋楽をお聞きしました。
中園亜美さんのビューティフル・メロディーズは
スティーヴィー・ワンダー『Living for the city』
中園 この曲は、私がアメリカ・ボストンにあるバークリー音楽大学に入学し
同級生とバンドを組んだときに初めて出会った曲です。
日本人は私だけであとはアメリカ人でした。
ライブがあると誘ってもらい、リハーサルに参加した時にこの曲を演奏していました。
19歳・20歳くらいのボーカリストが4人程いたのですが、
信じられない歌唱力で、最後のコーラス部分を生で聴かされた時に「なんて国にきたんだ」と衝撃を受けました。
アメリカで一番最初に衝撃を受けた事件でしたね。
💡スティーヴィー・ワンダー「Living for the city」は、1973年10月発売。
アルバム 『インナーヴィジョンズ』からシングルカットされ、全米チャート最高8位を記録している。
💡歌詞に登場する主人公はアメリカのミシシッピで貧しい両親のもとに生まれた少年。
ひと旗揚げようと少年はバスでニューヨークへ渡るが、気づかぬうちに麻薬の運び屋にされてしまい、
10年の禁固刑を言い渡されるというストーリー。人種や雇用差別にも踏み込んだ楽曲。
💡「Living for the city」は、1972年、ニューヨークのクイーンズで
ピストル所持の疑いをかけられた10歳の少年が警察に射殺された事件がきっかけで生まれている。
翌年おこなわれた葬儀にスティーヴィー・ワンダーは出席していて、
「Living for the city」は、事件への抗議の意を込めて作られたと言われている。
💡1975年には、レイ・チャールズが楽曲をカバー。
スティーヴィーにとってレイ・チャールズは憧れの存在で、自分の曲がカバーされたことに、とても感激したという。
🌸次回6月21日はささきいさおさんのビューティフル・メロディーズをご紹介します🌸
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・あなたの心に残っている60年代から80年代の洋楽や映画音楽
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この記事の番組情報
ビューティフル・メロディーズ~よみがえる青春のポップス
金 11:38~11:46
60年代から80年代の洋楽や映画音楽を中心に、リスナーの心に響く青春時代の洋楽を、リスナーと同じ時代を生きてきたゲストの思い出とともにお送りします。ネット社会…