バイデン次男とトランプ本人の有罪、どっちが大変?津田大介解説「無党派がどう考えるか?」
アメリカのバイデン大統領の次男ハンター氏が薬物依存を申告せずに不法に銃を購入したとされる事件で、アメリカ東部デラウェア州の連邦地裁の陪審は11日、3つの罪状すべてで有罪判決を下した。
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)6月12日の放送は、津田大介氏が週替わりパートナーを務め、このニュースを解説した。
野村邦丸(パーソナリティ)「バイデンさんは自分の子供、トランプさんは本人が有罪判決を受けました。どっちが大変ですか?」
津田大介「アメリカは共和党と民主党の分断が進んでいて、共和党が強い州は共和党が強くなっていて、民主党が強い州は民主党が強くなっています。そうすると、共和党が強い所は共和党が勝ち、民主党が強い所は民主党が勝つ。となると、7つくらいあると言われる接戦州の結果こそが大統領選挙の行く末を決めると言われている」
邦丸「そうした中で、今回の有罪判決はどんな影響を与えることになりそうですか?」
津田「無党派層をどう取るかが鍵を握る。トランプさんの有罪判決は、接戦州の中では、当初トランプさんが有利だという世論調査の結果があったものの、有罪判決で差が縮まっている州も出てきている。無党派の中には、“さすがにこれは”という人も出てきていたとも言われている。その中で、バイデンさんの次男の有罪判決を受けたことでどうなるのか?ということだと思います」
邦丸「アメリカの若い世代はどう考えているのですか?」
津田「若い世代は、高齢の大統領同士だと、夢見れないよねというのがある。あと、社会的な意識が高くて、ガザの問題に心痛めてる若者は、バイデンには入れたくない。でも、トランプにはもっと入れたくないということで棄権する人もいるのでは?」
邦丸「日本でもそういう現象起きてますもんね」
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