6月2日 ロジャー・ホーキンスが叩きました!
今週のゲストは、サンコンjr.さん。
5月20日に亡くなられた、アラバマ州マッスル・ショールズ、
フェイム・スタジオの「マッスル・ショールズ・リズム・セクション=ザ・スワンパーズ」のドラマー、ロジャー・ホーキンスの追悼特集をお送りしました。
*ロジャー・ホーキンス(5月20日、75歳没)
1945年、インディアナ生まれ。60年代から80年代にかけ、その存在を全世界に示したアラバマ州、マッスル・ショールズに本拠を置くスタジオ・ミュージシャンの集団、「マッスル・ショールズ・リズム・セクション(別名・スワンパーズ)」のドラマーとして数多くのヒット曲でプレイ。バリバリの黒いサウンドを作り上げていたスワンパーズは、信じられないことに全員白人だった。パーシー・スレッジ「男が女を愛する時」に始まり、アレサ・フランクリンの数々の大ヒット、ポール・サイモン「僕のコダクローム」そのほかステイプル・シンガーズ、エタ・ジェイムズ、ボブ・シーガー、グレン・フライ、ロッド・スチュワート…白黒関係なく凄まじい数のセッションに参加。死因は長年苦しんでいた慢性肺疾患と伝えられている。(こちらに死亡記事が)
*プレイリスト*
★ダンス天国/ウィルソン・ピケット
The Land Of 1000 Dances/ Wilson Pickett
*もともとは1962年にクリス・ケナーが全米77位にランクさせた曲。日本ではウォーカー・ブラザーズ版が有名だが、世界的に一番ヒットしたのは、ウィルソン・ピケット版。ピケット初のマッスル・ショールズ、フェイム・スタジオでのセッションで録音されたうちの一曲。66年に全米6位を記録。
「ぜったい黒人が叩いてるもんだとばっかり思ってたら、白人だって…ホントにビックリしたんです」
★ジャックが建てた家/アレサ・フランクリン
The House That Jack Built / Aretha Franklin)
*最初は「恋のおしえ(Do Right Woman,Do Right Man)をプレイする予定でしたが、新宿に向かう電車の中で「もっと明るい曲にしよう!」思い直したサンコンさん。わざわざ途中下車してタワーレコードに開店と同時に滑り込み、この曲のCDを即座にゲットするや文化放送に向かわれたのでした!
★アイル・テイク・ユー・ゼア/ステイプル・シンガーズ
I’ll Take You There / The Staple Singers)
*スタックスのアル・ベル作、1972年の全米№1シングル。
「この曲が全米1位にならないわけがない、というくらいのカッコよさ」ほぼリムショットだけのプレイに、邦丸さんもびっくり。ちなみに音源はサンコンさん所蔵のアナログ盤です。「初めてウルフルズでニューヨークに行ったとき、伊藤銀次さんに『これ絶対カッコいいから』と勧められて買ったレコードなんです。状態いいですよね」
★レイディ・イン・ザ・レイン/ローウェル・フルスン
Lady In The Rain / Lowell Fulson)
*戦後、西海岸を代表するブルース・ギタリストとして活躍したフルスンが、69年にマッスル・ショールズで録音したナンバー。69年にシングルとしてリリースされ、翌年にアルバム「イン・ア・ヘヴィ・バッグ」に収録。
さて、今週の土曜日、5日にはJコムホール八王子にて
ウルフルズのライヴ
「ウルフルズ・ロード・トゥ・30th・アニヴァーサリー
ライヴ2021 よんでコール・ミー」が行われます。
夕方5時開場で6時開演、入場チケットは8千円、
学生の方には3千円のキャッシュバックがあります。
また配信も行われる予定です。
詳しくはウルフルズの公式サイトをご覧ください!
<オープニング・ナンバー>
僕のコダクローム/ポール・サイモン
「この曲もロジャー・ホーキンスって、初めて知ってビックリしました」(邦丸さん)
★☆★☆★本編は