【アナコラム】久保朱莉「昆虫食、食べたことはありますか?」
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!
▼6月14日配信号 担当
久保朱莉アナウンサー
毎週土曜日、長野県出身の峰竜太さんとお届けしています『峰竜太とみんなの信州』。
ゲストの方に、信州の名所や特産品、伝統工芸などについてお話を伺っています。
毎週必ずリスナーさんへのプレゼントがあり、ワクワクしながらお聴きいただけると思います。
峰さんと私も「今日は、どんな話題かな? 何か試食できるかな」とワクワクしながらスタジオに入っています。
ということで、今年、番組で試食させて頂いた信州名物の一部をご紹介します!
まずは、上の写真「南信州のソウルフード・肉のスズキヤさんの『遠山ジンギス』」。
『遠山(とおやま)ジンギス』は、醬油と信州味噌、生ニンニク、唐辛子を効かせたタレを揉みこんでいる厚切りジンギスカン。
あまから~い味付け、食べ応え抜群。食欲がどんどん沸くおいしさ!
から揚げにしても絶品だそうです。
『柚子ダレに漬け込んだ馬肉』や『遠山ジンギスダレに漬け込んだ鶏肉』も……絶品でした~。
収録後、無心で食べ進め、完食。また食べたいな。
インターネットからお取り寄せができるので、皆さまもぜひ!
峰竜太さんのお誕生日回には、峰さんの好物『昆虫食』パーティーを開催!
信州は『昆虫食』が文化として根付いているんですよね。
今回、試食させて頂いた商品をまとめたので、
よければ昆虫食デビューの参考になさってください。
①『蜂の子入りミックスナッツ(メイプルジンジャー味)』上の写真・左
須坂市の鈴木養蜂場が採取したキイロスズメバチの蜂の子。
カリっと香ばしく揚げていて、ワインとよく合いそう。
蜂の子は、米粒より少し大きいくらい。昆虫食ビギナーでも挑戦できるはず。
②『カイコ入りミックスナッツ(カレー味)』 上の写真・右
宮坂製糸所の乾燥蚕(蜂の子の3倍くらいのサイズ)を揚げた一品。
カレースパイスをまとったポリポリ系。ビールやシードと間違いなく合う。
カイコの存在は強く感じるので、昆虫食・中級~上級かな?
③『コオロギチョコクッキー』上の写真・下
上田市の養殖場で育てたコオロギを粉末にして、
アマゾンカカオや信州産の平飼い卵とともにクッキーに。高級感ある味わい。
風味も見た目もコオロギの存在は感じないので、昆虫食ビギナーも挑戦しやすそう。
④『信州ミライカレー 鹿肉と蚕とトマト』
岡谷市の宮坂製糸所の蚕や長野市ジビエ加工センターの鹿肉を使ったカレー。
トマト、きのこも長野県産。鹿肉が主役で、蚕とトマトがカレーを華やかにしている様子。
昆虫食ビギナーやお子さんも楽しめるはず!
⑤『飛んで火に炒(い)る夏の虫ポップコーン』
ポップコーンに蚕をそのまま炒れちゃったよ、という一品。
ネーミングからパンチ力あります。見目もパンチ力あります。
宮坂製糸所の蚕のサナギを1商品あたり約15匹使用。
”炒って容器内のコーンがはじけ、蚕が踊る様子“を楽しめます。うひょ~!
サナギが立派なサイズなので一瞬怯みましたが、
口にしてみると、エビや小魚に近い風味。
黒こしょうがよくきいていて、次の手がのびます。
気心知れた仲間内でのパーティーで挑戦したら盛り上がること間違いなし!
インターネット販売もあり、販売サイトでは中がどんな様子かがよく見える写真も載っているので、気になった方はぜひ~。
敬遠されてしまいがちな昆虫やジビエを使い、
新しくておいしい料理法・食べ方を追求されている信州の皆さん。
その取組みや食文化を少しでも発信していければなと思っています。
食べてみたよ!番組聴いたよ!信州行ったよ!などのご報告は、
mine@joqr.netでお待ちしています。
『峰竜太とみんなの信州』
文化放送 毎週土曜 18時15分から18時30分
信越放送 毎週土曜 18時30分から18時45分
東海ラジオ 毎週土曜 13時25分から13時40分