静岡知事選 勝負の決め手は「人口」だった?前・浜松市長が勝ったウラを読む
5月27日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と、静岡県知事選について意見を交わした。
岸田政権に打撃?総理に解散の意思はなかった可能性が高い
前知事の辞職に伴う静岡県知事選はきのう投開票され、立憲民主、国民民主両党が推薦した前浜松市長の鈴木康友氏が、自民党推薦の元副知事・大村慎一氏ら5人を破り初当選した。4月の衆院3補欠選挙で不戦敗を含めて全敗した岸田総理の政権運営に打撃となり、自民内では「早期解散はさらに困難になった」との見方が広がった。
寺島アナ「こう読売新聞には出ていますが、上念さん、静岡県知事選挙の結果はどう受け止めてらっしゃいますか?」
上念「この結果が出る前から、解散総選挙はないんじゃないかと言われていましたね。自民党の各県連にいる事務局長さんは、もし選挙やるとなると車の手配とか事務所の手配とかいろいろやるんですよ」
寺島「ええ」
上念「だから「行くぞ!」っていうのが来るので、それで大体分かるんです。私も事務局長さんに聞いて「あるよ」って言われると、ああなるほどと分かるんです。だいたい全国のどっかに教えてくれる人がいるんです(笑)」
寺島「はい」
上念「今回は何もそういうのがないと言うことだったので、選挙結果の如何を問わず、おそらく岸田総理に解散する気は最初からなかった可能性が高いと思います。それと4連敗みたいな捉え方をされているんですけど、でもこの戦いは本当に「自民党 対 立憲民主党」の戦いなのか。単に「浜松 対 静岡」の戦いなんじゃないかと思います(笑)」
寺島「とも言われてますね」
上念「それで人口が多い浜松が勝ったという感じではないでしょうか」
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