基礎代謝を上げるには日々の適度な運動と腸内環境の改善!
野村邦丸がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・毎週月曜から木曜9時~13時)内で火曜日の11時半ごろから放送されている「ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」。きのこを食べて体の内側から「健康」になる方法について、「日頃の生活の中で気になる健康」をテーマに、毎週、その道の専門家に話を聴く。
今週は、『池谷医院』院長で、医学博士の池谷敏郎先生に「今から代謝を上げて、エネルギーをチャージして、元気に過ごすコツ」というテーマで話を伺った。
加齢とともに低下していく基礎代謝。これを維持することがポイントだと池谷氏は語る。では、基礎代謝を上げる方法はどの様なものなのか。
野村邦丸「無理せずに誰でもできる基礎代謝を上げる方法。こんなのあるんですか?」
池谷敏郎「まず、筋肉量を落とさないこと。そのためにちょっとした日々の運動が大事です。誰でも簡単にできる体操としては、踵の上げ下ろしだけでも、かなり足の筋肉を使うことができますし、スクワットも有効なんです」
邦丸「腸内環境を整えるのは、このコーナーでも何度も専門家の方から伺ってるんですが、これ大事なことですよね」
池谷「腸は栄養素を吸収していらないものを排泄してくれるわけです。ですから、代謝にとっては要の臓器になるわけですけども、腸内環境を良くすることは代謝にとってはとても大事なことなんです。腸内環境がいいってことは腸の動きが良いということになりますので、胃腸をしっかり動かしていくような生活習慣が腸内環境づくりには大事になってくるわけです。腸を動かすだけでも、代謝してエネルギーを使っていることになりますから、どんどんどんどん腸が動いてくれる状態を作っていくことが重要です。そのために、腸を元気にさせる水分の取り方としては、冷たい水これからちょっと飲みたくなりますけれども、腸内環境を考えたら、白湯を使った方が腸が温まって動きやすくなります」
邦丸「白湯を作るのが面倒くさかったら常温の水でもいいですか?」
池谷「そうですね。水をかんで飲むみたいなことでもいいですね。水は飲むほどダイエット効果にもなることは分かってますから、ぜひ皆さん、水分はしっかり取っていただきたいと思います」
邦丸「腸内環境を整えて、エネルギーチャージに関係する大切な食事というのはわかるんですが、池谷先生おすすめのメニューございますか?」
池谷「まず、内臓脂肪を貯めたくないので、低糖質であることは大事です。そして食物繊維をしっかり含んでいるものが必要です。それから代謝にかかわるビタミンであるビタミンB群が大事だということは先週お話しました。こういったものを含んだものが理想になりますから、それで頭に思い浮かぶのはきのこなんですよ。キノコなどの野菜をしっかり摂って、食物繊維とともに代謝にかかわるビタミンをしっかり摂っていく。その時にはそれが低糖質で低カロリーであることが非常に有効だということです。こういったものを摂っていけば、腸内環境が整っていって内臓脂肪の蓄積もおさえることができます」
池谷氏おススメのきのこのおつまみや、そもそもの代謝の仕組みについても語ってくれた。そちらについて知りたい方は是非タイムフリーで
「くにまる食堂 ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」は毎週火曜日朝11時半ごろ、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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