「育成就労」法案が衆院通過 大竹「日本も人材が足りなくて大変なんだから、外国人労働者の方も同じ仲間」

「育成就労」法案が衆院通過 大竹「日本も人材が足りなくて大変なんだから、外国人労働者の方も同じ仲間」

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5月22日(水)、大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。東京新聞の「「育成就労」法案が衆院通過 外国人材確保、「転籍」可能に」という記事を取り上げ、パーソナリティの大竹まことがコメントした。

技能実習に代わる外国人材受け入れの新制度「育成就労」を創設する入管難民法と技能実習適正化法の改正案が21日、衆院本会議で賛成多数により可決され、衆院を通過した。発展途上国に技能をおさえる国際公共を掲げた技能実習は廃止する。人手不足を背景に安価な労働力として活用されてきた実態があった。新制度は目的を新たに「外国人材の育成と確保」と明記し、人手不足の分野で外国人労働者を呼び込む。快適な永住者の増加を見込み、納税などの公的義務を故意に怠った場合は永住許可を取り消して、別の在留資格に切り替えられるようにする。

砂山アナ(アシスタント)「前よりは少し転籍をしやすくなったりするようです。納税などの公的義務を故意に怠った場合は永住許可を取り消すという処置には少し反発もあります。今までよりも永住許可の取り消しの範囲がちょっと厳しくなってしまうような、そういう内容が含まれていて、納税に関しても、故意に怠った場合はとなっているんですけど、日本人の場合は督促ですんでいるのに、外国人永住者の場合はその永住権を取り消すのか。それはちょっと差別的なんではないかと、そういう声も上がっています」

大竹「よくなったのか、ちょっと厳しめになったのか、わからない感じがするよね。でも、外国の人が日本に来て、今までは仕事も職場も3年間変われなかったのが、今度は1~2年ということになった。でも、問題になってるのは仕事があまりにもハードで逃げ出してしまう人たちもいる。そうすると行き場がますますなくなっちゃうということがあって、それを今度の改正が全部を網羅してるとは俺には思えないんだけどね。日本人と同じでいいじゃないと思うよね。日本に働きに来てもらわなければ、日本も人材が足りなくて大変なんだから、そこは同じ労働者の仲間というふうに思った方がいいと思うよね」

壇蜜(パートナー)「海外の方のお力で成り立ってるお店なんて山ほどありますよね」

大竹「よその国に比べて、この国は条件は結構厳しい方だよね」

砂山アナ「あとはやはりブローカーの存在があって、借金をして来る流れがある。お金に関しても事業者と半々にしましょうみたいなことになるみたいなんですけど、借金をしてくる構図は変わらないので、ここも問題ではないかという声も出ています」

壇蜜「ブローカーというのは悪質な仲介業者?」

大竹「向こうから送り出す方にもブローカーがちゃんといて、そこでたくさん借金して日本に来るっていう形にもなってるし、日本の窓口がどうなってるか、詳しくは知らないけど、そこにもブローカー的な日本の窓口が多分あるんだろうと想像するよね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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