【お天気気象転結】梅雨入り
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。
▼5月24日配信号 担当
鈴木純子
5月21日、沖縄と奄美地方が梅雨入りしました。
沖縄の梅雨入りは平年より11日遅く、昨年より3日遅くなりました。5月20日は二十四節気の小満、万物が成長し生命力にあふれるころ。沖縄では小満と、次の二十四節気、芒種を合わせて「小満芒種(スーマンボースー)」と梅雨の時期のことを表現します。
沖縄が梅雨入りすると、西日本や東日本にも湿った空気が流れ込みやすくなります。関東甲信地方の梅雨入り平年日は6月7日頃であと2週間くらい先ですが、側溝や雨どいの掃除、冬物の大きなものを洗濯してしまうなど梅雨への備えをしておきましょう。
さて、先日私は演歌歌手井上由美子ちゃんのキャンペーンにお邪魔しました。
新曲「ふられてあげる」が5月15日に発売されたのです。発売前日14日に浅草、音のヨーロー堂さんでキャンペーンがありました。
▲満員のお客様の中、歌う井上由美子ちゃん
満員のお客様!新曲を作詞してくださった円香乃先生、編曲の伊戸のりお先生も駆けつけてくださいました。
私も仕事終わりで途中から参加。会場につくと、司会をしているのは元キングレコードの酒井さん。由美子ちゃんがデビューした当時から一緒にキャンペーンを回ってくださっていた方で御年79歳。わー。久々の再会。私のテンションは上がっていました。由美子ちゃんに促されステージへ……
▲あれ?純子が歌っている?
「純子さん、新曲覚えてきたんですよね」と由美子ちゃんに言われたため、うなずきました。
「歌う気ですか?」と言われたので、もう引くに引けなくなったわけです。円先生、伊戸先生のいる前で。歌いました。そして、「泣いてなんかないわ」というサビのところで感極まって……はぁぁ。純子、梅雨入り。振り返ると由美子も同時に梅雨入り。
お客様も涙、涙。円先生が「「泣いてなんかないわ」という歌詞が浮かび、これは由美子ちゃんにぴったりだと思った。」と仰っていた通り、ここが由美子ちゃんらしくて最高なのです。我々素人が歌ってもとても気持ちがいいし、泣けてくるところなのです。実は新曲をいち早く聴かせてもらったときに、由美子ちゃんに「由美ちゃんが一番歌いたかったタイプの曲だね」と伝え、彼女も「自分らしい声で歌える」と喜んでいたのでした。
▲キングレコードの皆様と
音のヨーロー堂でのキャンペーンは大盛況で終わり、翌日以降も各キャンペーン会場で井上由美子ちゃんの歌声が響いています。キャンペーン情報や日々の出来事などが掲載されている井上由美子ちゃんのオフィシャルブログ「井上由美子のなんでやねん!?」もぜひチェックしてみてください。
気象予報士鈴木純子