大竹まこと「政治にお金を掛けた人だけが当選するということ？」自民党の政治資金規正法改正案を受けて。

番組では、裏金事件を受けて政治資金規正法改正案の質疑が始まったにもかかわらず、自民党が国会に提出した案は野党が求める政策活動費に関する領収書の公開等に後ろ向きな姿勢に終始してるため、立憲民主党の野田佳彦元首相から「絶望的にお粗末」「顔を洗って出直してこい」という批判を受けたという記事を紹介した。また、政治資金パーティー券購入者の公開基準額についても、公明党や一部の野党は現行の「２０万円超」から通常の寄付と同水準の「５万円超」への引き下げを主張しているが、自民党は「１０万円超」への変更を掲げるにとどまっているとした。

番組パーソナリティの大竹まことはこの記事を受け、「政治にお金が掛かるという意味合いは、裏を返せば、政治にお金を掛けた人だけが当選してきたのかなと勘繰りたくもなる。」と言い、また（自民党などの）母体が大きい人が（選挙に）ずっとお金を使い続け、その結果その人が勝ち続けるというのであれば公平性に欠けると思うと発言した。

フリーライターの武田砂鉄氏は立民の野田氏の発言をなぞり、「（自民党の）ここまでいかにして隠し、それを続けようとするという意向が見えると、顔を洗うというか政治家として足を洗ってくれ」という感じがしなくもないとし、これ程問題になった制度をまだ温存してどうにか隠し通そうとする自民党のやり方が、今バレバレになってきていると発言した。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。