ダイエットしたいけど、やっぱり食べたい。そんな時は食べる順番を意識して、炭水化物をきのこでかさ増ししよう!
野村邦丸がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・毎週月曜から木曜9時~13時)内で火曜日の11時半ごろから放送されている「ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」。きのこを食べて体の内側から「健康」になる方法について、「日頃の生活の中で気になる健康」をテーマに、毎週、その道の専門家に話を聴く。
今週は、『池谷医院』院長で、医学博士の池谷敏郎先生に「無理なく痩せるダイエット」というテーマで話を伺った。
池谷氏は30代で15kgの減量に成功した経験をもとに、健康的に無理なくやせる独自のダイエット理論を確立し、還暦を過ぎた現在も体脂肪率10%台をキープしているという。
そんな池谷氏曰く、ダイエットで1番大事なことは、目標をしっかり立てること。何時何時までに、どの程度等、目標をしっかり立てることが重要だという。
ダイエットで重要な食事について意識することを池谷氏に聴いた。
野村邦丸「よくあるのがダイエットのために、食べずに我慢する方いらっしゃいますね。これ池谷先生どうですか?」
池谷敏郎「まず、我々が太ってしまう原因が炭水化物。ご飯・麺・パンなどの食べ過ぎなんですね。あと甘いお菓子の食べ過ぎ。これが肥満の原因になってますから、これをいかに抑えるかということと共に、食後に血糖値を上げすぎないことが大事なんです。ですから、血糖値を上げない食べ方として推奨しているのが食べる順番なんです。炭水化物、要するにご飯・麺・パンとかを食事の最後に持ってくるという食べ方を推奨しています。先に野菜とかおかずを食べてから最後にご飯を食べる。よく三角食べとか、昔は行儀が良いと言われていましたけど、今はそれをしない方がダイエットには有効になりますね」
邦丸「ベジタブルファーストが良いってことですよね」
池谷「そうなんです。最初に食物繊維など含んだものを、しっかり食べておくことが大事になります。その後の食後の血糖値の上昇を抑えられるからなんですね」
邦丸「食事の摂り方のアドバイスお願いできますか?」
池谷「まず、ご飯・麺・パンとか糖質などの炭水化物。糖質を減らすことが大事ですから、そのために、たとえばご飯にきのこのような低糖質のものを混ぜてかさを増すんです。そうすればご飯の量は1/3でも、たっぷりと食べることができます。こういったことで、炭水化物の量を減らしていくわけです。それからもう1つ。代謝に良いビタミンをしっかり摂ることが大事で、たとえばビタミンB1は、摂取した「糖質の代謝」を促進してくれます。ビタミンB2は、「脂質の代謝」に関わってますので、ビタミンB群を含む食材であるきのこが実はオススメなんですよね。これを入れたかさ増しした炭水化物を食べるということを私は1番推奨しています」
邦丸「ビタミンB2は、「脂質の代謝」に係わる栄養素だってことを池谷先生に教えてもらえましたけども、カロリーも低いですよね」
池谷「ですから、できるだけカロリーが低くて糖質を含まない食材を多く摂った方がいいんですよね。こういったものをご飯や麺などに混ぜて食べると、低糖質でビタミンミネラルも含んでいて代謝にも良くて、カロリーの低い食事ができるということになります」
邦丸「結構満腹感味わえますよね」
池谷「そうなんです。私も必ず白いご飯だけではなくて、混ぜご飯にして食べるようにしてます」
また、生活習慣で意識するべきことについても語ってくれた。そちらについて知りたい方は是非タイムフリーで
「くにまる食堂 ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」は毎週火曜日朝11時半ごろ、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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