「ひたすら謝るのはおかしい」カスハラ問題を厚労省が検討 企業に対策義務付け
5月13日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と、カスハラ問題について意見を交わした。
私も遭遇、逆恨みされて粘着されて…
顧客が理不尽な要求をするカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラが社会問題化する中、厚生労働省は、労働施策総合推進法を改正し、従業員を守る対策を企業に義務づける検討に入った。政府が6月にも取りまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に対策の方向性が盛り込まれる見通しだ。厚労省は今回、労働施策総合推進法にカスハラ防止策を追加する改正を検討。具体的な対策としては、対応マニュアルの策定や相談窓口の設置などが想定される。
寺島アナ「上念さん、これはどうお感じですか?」
上念「こういうのはSNSにもだいぶ出ました。かつてもありました。私もいろんな商売やっていて、遭遇したこともあります」
寺島「ああ、そうですか」
上念「なんか逆恨みされて粘着されて。昔はネットよりも現場に来ちゃう、ちょっとおかしな人もいたりして大変だったんですけど、政府として対応して頂けるということで、良かったのかなと思います。前は、もうひたすら謝って一切言い訳するなみたいな感じでね。バイトのマニュアルにもそう書いてありましたよね。クレームがきたら、とにかく頭を下げて何も言い訳するなみたいな」
寺島「もう謝り続けるということなんですね」
上念「でも、それはちょっとおかしいだろうということでね。さすがに従業員にも権利ありますよと、人権ありますよ、ということだと思います」
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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