クールビズも始まった…明日は関東地方も大雨に注意!
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
5月1日から環境省では「クールビズ」の期間が始まりました。
エアコンは28度を目安に適切な温度設定にして、スーツ・ネクタイではなく、個人の判断で働きやすく快適な半袖シャツやポロシャツなどでOKというもの。
2005年から始まった「クールビズ」。今年で20回目を迎えすっかり定着した印象ですが、今も国に「クールビズ」と言ってもらわないと「ノージャケット・ノーネクタイ」に踏み切りにくいという企業もあるようです。
5月1日環境省に取材に行くと、おしゃれな「かりゆし」を着たり「熱中症特別警戒アラート」の文字がプリントされたポロシャツ姿の職員の姿が…。
気温の変動や朝晩と日中との気温差が大きい時期ですが、まだ体が暑さに慣れていないので、さほど気温が上がっていなくても熱中症には注意してください。
明日13日は、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となって、雷を伴い激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
朝は時間に余裕を持ってお出かけください。
13日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 30ミリ
関東地方南部 40ミリ
12日6時から13日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 40ミリ
関東地方南部 80ミリ
13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部・南部 100~150ミリ
さて、きょう5月12日放送の「防災アワー」
先月代々木公園で開催された「アースデイ東京2024」の災害復興支援・防災ゾーンの一部をご紹介しました。
災害ボランティアネットワーク「OPEN JAPAN」緊急支援担当の手代千賀さんは、1月3日に能登に入り、およそ2カ月奥能登で支援に尽力されてきた方です。
手代さんは「家屋の中の片付けやブロック壊しなど、今も人手は必要。
いまだ避難所で暮らしている被災者もいるし、4カ月水が出ていない所もある。マンパワーもいる。能登に来てほしい」と話していました。
聞き逃したという方はradikoでぜひお聞きください。
気象予報士・防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子