【音現場から・ミキサー裏話】横の繋がり

【音現場から・ミキサー裏話】横の繋がり

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「音現場から・ミキサー裏話」。番組の工場=スタジオ、その周辺にまつわるさまざまな話題を技術部員がご紹介。番組やイベントの裏話も盛りだくさんです!

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●5月17日(金)配信

様々な業界で同業者間の横の繋がりがあると思います。
放送局で横の繋がりが強いのが技術部門です。番組聴取率や売り上げなど各社の競争は厳しいですが、技術同士はお互いに情報共有し、時には新たな規格や基準を作ると各社のメリットになることが多くあります。
私がメールをやり取りしたり、飲みに行くのはラジオテレビ問わず他局の方がかなりの比重を占めます。
スタジオをリニューアルする際の機器選定では、メーカーの営業担当者さんの言う事よりも、それを実際に使っている局の担当者さんの言うことのほうが何倍も価値があります。
制作部時代には他局に見学に行くことは皆無でしたが、技術では頻繁にあります。先日は滋賀県の局と名古屋の局にお伺いし、様々な事を勉強させて頂きました。
ちなみにこの滋賀県の放送局は、本屋大賞を受賞した「成瀬は天下をとりにいく」の舞台になっている膳所駅が最寄り駅。
しかも描かれている場所を徒歩で通るので、その局の方にいろいろと解説していただくというおまけ付き。
技術とは関係ありませんが、外に行くと様々な発見や経験ができますね。
写真の大きな看板はJR膳所駅の改札外自由通路にあります、ファンの方はぜひ探してみてください。

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