環境省、水俣病被害者との懇談会でマイクの音を切る。大竹「あまりにも杓子定規な話」
5月8日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)は、東京新聞の「環境省、マイク音切ったと認める 水俣病被害者側に謝罪へ」という記事を取り上げ、大竹、壇蜜がコメントした。
東京新聞によると、水俣病の被害者側と伊藤信太郎環境相の懇談の場で被害者側の発言が制止された問題で、環境省は7日、団体側の発言中に持ち時間の3分を経過したため、発言者2人のマイクの音を切ったと認めた。水俣病対策を担当する特殊疾病対策室長が8日に被害者側に謝罪する方針を明らかにした。伊藤環境相から謝罪の指示があったという。
砂山アナ「新しく、大臣の方も熊本で改めて謝るというニュースも入ってきているんですが、発言時間3分ですよということを、事前にちゃんとアナウンスせずに3分経過したため、発言者2人のマイクの音を切ったと環境省が認めたと。運用は、事前にアナウンスをする予定だったが司会を担当した室長が記者団に読み飛ばしたと説明。「発言中に音を切る行為は深い不信感を与え、不適切だった」と述べたとあります」
壇蜜「これ3分は短すぎませんか?」
大竹「もちろん3分は短いと思うけど、あと俺が気になったのが、これマイクを切ったという報道とマイクを絞ったという。ここが俺は気になった。それは何故かといったらマイクを絞るってどういうことかと。目盛りを0まで絞ったら切ったって話だね。スイッチがあって、スイッチのONOFF形式だったのか、絞りがあったのかは俺は知らんけど。この絞ったという表現と切ったという表現は全然俺違うと思うんだよな」
壇蜜「結局切ったってことですよね」
大竹「絞ったという曖昧な報道がもうすごく気になるんだ。だけど、しゃべってるほうは、とてもお年寄りの方だけど、周りで聞いてれば、絞ったか切ったかは誰だってわかるよね。これははっきり言って、もっとしっかり言うなら絞り切ったというか、マイクを切ったっていう表現で俺はいいと思うんだけどね」
壇蜜「しかも、亡くなられた方の話をしている時だったわけですからね」
大竹「3分間という時間が来たからって、あまりにも杓子定規な話。絞られたご本人は大臣まで出てきて謝られるようなことじゃないと仰っているみたいだけど、それは環境省はやっぱり携わってきた人間が被害者の人たちに向かってとる態度だろうかと。冷たいというか、そういう感じがこの絞った切ったの話から伺えるよね」
壇蜜「その絞った切ったの前にかいつまんでお願いしますとか、まとめてくださいという風な話の途中で、横やりも入れてますからね」
大竹「相手は結構なお年寄りっていうのがわかってるわけだからね。普通は多少時間オーバーしたところで、何時間もオーバーするわけじゃないでしょう。聞いてあげる心遣いというか杓子定規な対応以外にも、絶対にあってもいいはずだと私は思ってるんだけどね」
壇蜜「それを聞く力というんじゃないんですかね」
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