GW親子防災体験の様子は…？「こどもの日」石川県加賀市で33.8度など真夏日続出！！

毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。

GW後半も高気圧に覆われて季節外れの暑さとなりました。
5月4日(土)には、福島県伊達市や兵庫県豊岡市で32.1度と真夏並み、東京練馬区でも29.4度と7月上旬並みの暑さとなりました。
今日5月5日・こどもの日にはさらに気温が上がり、石川県加賀市で33.8度、群馬県桐生市で33.0度、栃木県佐野市で32.4度などアメダス116地点で30度を超え、真夏の暑さになりました。24節気の「立夏」ですが、体がまだ暑さに慣れていないこの時期は暑さ・紫外線にも要注意です！

このGW、親子で楽しみながら防災を体験するイベントを取材しました。
池袋防災館で開催された「ゴールデンウィーク・こどもの日、親子防災体験」

私が同行取材させて頂いた回は20人の親子連れが参加。
防災映画を見て、煙コーナーや地震コーナーで説明を受けながら、煙の充満した部屋を移動し、震度6弱や震度7の揺れを体験、最後に池袋消防署の車庫で消防車両をバックに記念撮影をしました。


今年は元日に能登半島地震、4月3日に台湾東部沖地震、4月17日には震度6弱を観測した四国地方の地震など大地震が頻発しています。
例年以上に防災意識、特に大地震への危機感を持つ方が多いように感じます。
今回も親子で参加、中にはおじいちゃんとお孫さんでの参加など、家族で楽しみながら防災に取り組む姿が見られました。
私も「地震コーナー」で震度7を体験しましたが、机の下に入って机の脚をぎゅっとつかんでも、体がもっていかれる揺れの強さ…
よく震度6強で揺れている間は何もできなかったと聞きますが、まず「身を守る」ことですね。
揺れを感じたり、緊急地震速報が発表された時は、身の安全を最優先に行動してください。
丈夫なテーブルの下や、物が「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」空間に身を寄せ、揺れがおさまるまで様子を見ましょう。

東京消防庁・池袋防災館では、「夜の防災館～防災体験ナイトツアー」や「外国人のための防災体験～やさしい日本語　防災体験ツアー」も実施しています。

今日の「防災アワー」は、都内で初めて女性の消防団長となった品川消防団・大谷敏子団長のインタビューをお送りしました。

聞き逃したという方はradikoでぜひお聞きください。

気象予報士　防災士　都庁・気象庁担当記者　伊藤佳子