西武・髙橋光成に真のエースへの試練「あの回の意味。死ぬ気でギアを上げないと」…本日の【#辻コメ】
●西武7-10阪神(メットライフドーム)
【9回、ギャレット投手が佐藤輝明選手に3本目のHRを許し逆転負け…】
結果だからね。いやでもそれにしても…すごい。3本も打たれたんだからね。(9回のHRについて)完璧な当たりだったし、外の真っすぐをいとも簡単に打たれたのは球に力なかったのか、コースも甘かったんだろうね。(真っすぐ勝負という判断に対しては)そんなもんでキャッチャーに…じゃぁ真っすぐで抑えたらどうしますかってことじゃないの。フォークだって最初に光成がHR打たれてる訳でしょ。だからギャレットの真っすぐで友哉は大丈夫だと思っていったわけだから、そのボールにそれだけの気持ちが入ってたかどうかだと思うよ。ギャレットの気持ちの弱さがもうひとつこの…火の玉みたいなストレートがドーンといけば抑えられたかもしれないし。それはね、結果であって、それを言うなら先頭バッターをアウトにできればもっと楽に行けたと思う。不運も続いて、上手く打たれてね。今日の試合は先頭を出したところを反省しないといけない。四球からも点を取られたし、そういうところだと思うよ。
【ギャレット投手の今後の起用法について】
ポジションは決めてないんだって。今日で言えば8回は佐藤(輝明)から始まるところで、絶対に抑えなきゃいけないから平良を使ったわけです。それで9回は9・1・2番をギャレットが抑えてくれるっていう、こっちはそういう予定で投げさせてるんでね。違う打順だったらギャレットが先に行くこともある、最後って決めてるわけじゃないから。(今後も)使いづらくはないよ、勝ちパターンだから。後ろやってるピッチャーってのはそう簡単には代えられない。ギャレットだってあれだけの真っすぐをもってるんだから、殻を破っていかないとね。不安で投げたらやっぱり打たれるってことよ。
【髙橋光成投手は6回4失点】
光成も同じことをね、一発を食らうことをね、これだけエースで投げてるわけだから。あの回の意味、2対2に追いついたときの意味を考えなきゃいかん。試合っつうのはこういうもんだから。2点追いついた次の回を抑えれば、こっちに流れが来るわけだから。1アウトとりました、で、簡単にストライク取りにいったやつをHR、またHR。これをやっぱり光成はなくさないと。だから、負けはつかなくても追いつかれる試合が何試合かあるからね、そこを死ぬ気でギア上げていかないと、最後くらいの気持ちでいかないとこうなるってことだね。
【打線は12安打で三度追いついて逆転】
うん、十分粘ってくれたと思うし、本当に若林から友哉の繋ぎ、中村、栗山も、ネンティンもよう打ってくれたし。そういう意味では打線はね、調子も上がってきて点を取れてよかったと思う。
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