大竹「庶民のことを考えるのが官僚、政治じゃないんですか」イラン、イスラエル間の緊迫に伴う原油高騰リスク
タレントの大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)。4月15日の放送では大竹が、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、イランがイスラエルに大規模な報復攻撃を行ったことに関する記事を取り上げた。
森永卓郎氏 今回、私が気になったのは日本を含めたG7が一斉にイランへの避難をしたわけですね。でも最初にやったのはイスラエルなんです。私はこれ以上拡大しないでほしい。特に軍事施設以外への攻撃が始まると今、原油価格がもう90ドルくらいまで上がってきてしまっているので、これ以上上がると我々の暮らしも破壊されてしまうのでなんとか収まってほしいなと。だからイランを一方的に非難するのではなく、どっちも非難する。喧嘩をやめましょうって言わないといけないのかなという気がします
大竹まこと 日本は森永さんがデフレだと言っていますけどその割にはガソリンもそうですけど価格が上がっていますよね
森永氏 食品も上がってるし、ガソリンも上がるし、電気代もガス代も5月から上がります
大竹 年金は?
森永氏 年金はあんまり増えない。2%ちょっとしか
大竹 大竹物価上昇には追いつかない
森永氏 ここで物価高が再び襲うと我々の暮らしは破壊されるんです
大竹 1ドルが150円台から少し下がりましたけどこれはどう動くんですか
森永氏 これは政府も日銀も口先では介入するぞという姿勢を見せてるんですけど何もしないんです。私は今すぐ売れと言っているんです。日本は外為準備と年金の積立金と日銀も一部持っているので300兆円ぐらい外貨を持ってるんですよ。多分ここのところの円安で為替差益だけで100兆円くらい出ているんです。だからこれを3分の1ぐらい売るだけで30兆円以上のお金が転がり込んでくるんです。それを国民生活の改善のために使えと私は言ってるんですが、どうも埋蔵金があるのがバレるのが嫌で動かないっていうのが原因じゃないかなと私は思っています
大竹 そこが動かないなら
森永氏 投機筋がどんどん円安を仕掛けてくる
大竹 はい、益々投機している人たちが潤って、私たちの生活は苦しくなる
森永氏 そういう状況です
大竹 それでも日銀は放っておくと
森永氏 日銀というか植田和男総裁は金融村の味方なのであまり庶民のことは考えていないと思いますよ
大竹 庶民のことを考えるのが官僚だったり政治だったりするんじゃないんですか…
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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