【西武】松井稼頭央監督インタビュー 開幕戦の1-0勝利は「非常に大きな1勝になった」
4月2日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われたホーム開幕戦、西武ーオリックス1回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビューした模様を放送した。開幕戦について訊いた。
――監督として2年目のシーズンが始まりました。開幕戦(3月29日、楽天―西武1回戦)で1-0の逃げ切りを狙ったという意味では、(1点リードの)9回二死走者なしという状況は去年も今年も一緒だったのですが、今年は勝てました。チームは大きな成長を遂げたのではないですか?
松井「今井(達也のピッチング)がすべてだったと思うし、本当にいい準備をして開幕に挑んでくれた中、1-0で勝ち切れたということは非常に大きな1勝になったと思います。それはチームにとってもそうでしょうし、今井にとってもそうだと思います。ちょうどあそこ(7回を投げ終えた時点)で代える予定だったので、あそこで(8回表に)1点取れてよかったなと思いました」
――8回甲斐野(央)、抑えは(アルバート)アブレイユという継投が勝ちパターンの軸になる?
松井「そうですね。連投などで多少変わってくるときはあると思いますが、軸としてはその形になってくるのかなと思っています」
――仙台での開幕シリーズ楽天3連戦は2勝1敗としっかり勝ち越すことができましたね?
松井「1戦目は投手、守備も含めて接戦で勝ち切れた中、2戦目はよく打線が繋がったと思います。隅田(知一郎)も決して状態は良くなかったと思うのですが、その中でよく試合を作ってくれたなと感じましたし、打線が隅田をカバーしてくれました。今後の隅田にとってもいい勝ちがついたと思うし、打つ方でも(フランチー)コルデロが2番ということも含めて、初回からいい形で繋がってくれたのかなと思いました」
――金子侑司の1番起用がうまく機能していますね?
松井「相手へのプレッシャーもそうですけど、出塁ということも考えると侑司は非常に開幕3連戦よかったと思いますし、9番の源田(壮亮)もそうですが、下位から上位に繋がっていくという意味では非常に(打線のつながりは)よく感じますね」
――2番コルデロというのは面白い打順ですね?
松井「これでいろんな打順を打つ可能性ももちろん出てくると思いますが、2番も一つ面白いのかなと思えましたね」
――3番外崎(修汰)が大当たりですね?
松井「内容もそうですけど、結果としても素晴らしいスタートを切れたのではないかなと思っています」
――ホーム開幕戦を平良海馬に託しました。期待のほどをお聞かせ願います。
松井「海馬も初登板であるし、ホーム開幕というところで相手ピッチャーもいいですからね。接戦になっていく中で、海馬には1イニングでも多く投げてもらいたいと思うし、オープン戦からの準備、調整も含めて本人にしっかりと任せていますので、今日は自分のピッチングをしてもらえばいいのかなと思っています」
――王者オリックスとの今シーズン初対戦。去年は結構やられましたね?
松井「去年(8勝17敗と)結構負け越しましたので、そういう意味でも今日の初戦というのが非常に大事になってきますし、全員でしっかりとこの初戦を勝てるように頑張っていきたいと思います」
※インタビュアー:斉藤一美アナウンサー
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