静岡県・川勝知事辞任の理由「リニア問題にメドがついた」　藤井氏「7年延期しただけじゃないですか」

藤井氏「リニア整備を7年延期しただけならメドはつかない」

職業差別と受け止められかねない発言をして辞職を表明していた静岡県の川勝平太知事（75）が10日、県議会議長に退職届を提出した。

辞職の理由としては問題発言と共に、JR東海がリニア中央新幹線の2027年開業を正式に断念し、2034年以降の開業見通しが示されたことも挙げ、「一つメドが見えたなと思った」と語った。

また、注目の後任選びついては、衆議院の3つの補欠選挙の直後に行う予定で、与野党は政局の行方を占う選挙になるとみて、注力する構えを見せている。

寺島アナ「今回、川勝知事の辞職の理由に2027年開業を正式に断念することがあったわけなんですけども。辞めた理由、今回の直接の理由は職業差別と受け取られかねない発言というのが直接の引き金だったかと思うんです。だから早く私は去った方がいいと思ったというようなね？　苦情がいっぱいきてっていうことですけど。これ、昨日の会見、私全部見てませんけど、リニアの話しかしてなかったなぁ、みたいなね？　そういうイメージがありましたけども……」

藤井氏「とてもおかしいのが、もしも本当に彼がリニア整備というものが県民のためにも公益全体のためにも問題と言うんだったら延期したのはメドじゃないんですよ。やめさせなければ彼の政治的闘争は終わらないはずなんですよ。メドはつかないんですよ。7年延期しただけじゃないですか。それでメドがついて『あー、よかったよかった』って、嫌がらせしてただけか？ってなるんですよね。7年遅らせるだけやったらアカンのですよ」

寺島アナ「そっか、断念させなきゃいけない？」

藤井氏「断念させないと。だから『まだ断念させることができていないので非常に残念だ』と。『こんな道半ばで辞めてしまわないといけないのは誠に以て忸怩たる思いである』って言うべきなんですよ」

寺島アナ「それが確固たる信念であれば」

藤井氏「だからこれ信念じゃないって言ってるわけですよ、この人は。『7年遅らせたからよかったよかった。満足満足』みたいな話になってるわけですよ」

寺島アナ「信念のところもそうですけど、あとは退職金4億もらってるだとかね？　返すとか言ってて返さないだとか、なんだか考えてみたらめちゃくちゃだったなって感じがしますね」

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