岸田総理訪米 バイデン大統領と何を話すのか?
岸田総理が国賓待遇で訪米。4月9日の「くにまる食堂(文化放送)」では元NEWS ZEROのキャスター村尾信尚さんが、岸田総理とバイデン大統領がここでどんな話をするのか予想してくれた。
村尾「アメリカも中国の海洋進出を防ぐために色んな枠組みをつくっているんです。その1つがQuad。聞いたことありますか?」
邦丸「Quad?」
村尾「Quadっていうのは数字の4という意味なんですけど、これは日本とインドとオーストラリアとアメリカの4か国で中国を睨んで防御していこうねっていう仕組み」
邦丸「えっ?インド、オーストラリア、日本、アメリカ…これがQuad」
村尾「これに加えてAUKUSっていうのがあるんです。Aがオーストラリア、UKがユナイテッド・キングダム、イギリスですね。USはユナイテッド・ステーツ、アメリカなんです。この3か国で中国から守ろうとしていたんですが、アメリカも段々、ロシアがあり、イスラエルがあり、中国も大変だっていうことでAUKUSという枠組みの中に日本も入ってもらおうと考えているようです。外国の新聞にも『ひょっとしてAUKUSに日本も入るかもしれない』というように報道され始めてるんです。そういうような話し合いも岸田さんとバイデンさんの対談の中であると思いますよ」
邦丸「だってアメリカ、イギリス、オーストラリアの3か国の国防大臣がAUKUSの原子力潜水艦以外の分野で日本との協力を検討しているって伝えられているじゃないですか。これは日本がAUKUSに入るんだっていう既定路線の上に立っているんですか?」
村尾「ここまでニュースがリークされてることを見ると、そういうことで進んでいると思います。一方、日本の立場で考えてみると、日本は台湾有事があるかもしれない。朝鮮半島で有事があるかもしれない。その時には当然、日本一国では守り切れませんので、日米同盟というしっかりとした枠組みが必要となってきました。さらに秋の大統領選でトランプさんが大統領になった時、『もっとお金出さなきゃ、もう日本を守ってあげないよ~』って言われるかもしれない。何とか今のうちから日米同盟強化の枠組みを整えておきたい。その1つがQuadでありAUKUSに日本が入るのかどうか。そこも含んでバイデンさんと色々話し合いをすると思われます」
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