確定申告しなかったJリーグ3選手が21億円申告漏れ!グラウンド外での攻防戦が始まる?
3月22日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、イニエスタ選手らの申告漏れについて意見を交わした。
アメリカだったら徹底的に争うが日本では…
サッカーJリーグの契約金などをめぐり、外国人3選手が大阪国税局から合わせて21億円を超える申告漏れを指摘されたことがわかった。ヴィッセル神戸に所属していた元スペイン代表、イニエスタ選手も含まれ、指摘額は、およそ8億6千万円とされる。生活の本拠が日本にあるのに、必要な確定申告をしていない期間があると判断されたという。ほかに指摘を受けたのは、元韓国代表でセレッソ大阪のゴールキーパー、金鎮鉉(キムジンヒョン)選手、ブラジル出身で名古屋グランパスのフォワード、パトリック選手。3人の追徴税額は所得税、消費税、無申告加算税を合わせ計約10億円とされる。3選手はJリーグでの契約金などをめぐり、日本の居住者になっているのに確定申告をしていない期間があると判断されたとみられる。
寺島アナ「なかなかな申告漏れ額ですね」
内藤「多分このクラスの選手になると、凄腕の税理士なりなんなり付けているはずなので、当然、普通の書類上では大丈夫と踏んだんでしょうけど、ただ税務署は税務署で、これだけおいしいお客さんは絶対逃さないと思って、ちょっとでもなにかあったら、取れるもんなら取ってやるんだと、考えるでしょう。その攻防ではやっぱりお上には勝てないですね」
寺島「これは仮定ですが、3選手が頼んでいた税理士はどうなるんでしょうね?_」
内藤「たぶんアメリカだったら弁護士も立てて、徹底的に争って、少しでも傷を少なくするんでしょうけど、日本の場合だとどこまでやりますかね。でも、おとなしく「ハイ、そうですか」とはいかないと思いますよ。解釈の違いということで攻防戦が展開されるんじゃないですか」
寺島「グラウンド外での攻防戦ですね」
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