地域密着、大学生が担当、スタジオ生演奏……。多彩なコミュニティFM番組特集!
3月15日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーは「コミュニティFMスペシャル」としてお届け。1都4県のコミュニティFMから、合計5番組のパーソナリティに話を伺った。
1番組目:東京都中央区・中央エフエム「ドボクのラジオ」担当、蛎殻町(かきがらちょう)の松さん
蛎殻町の松「私は土木技術者でして、最近は土木の楽しさを世に広める仕事、ラジオもそうですし、ドボ・クルーズという船のガイドもしています。土木はすべて地域密着型なんです。コミュニティFMととても親和性が高い。ラジオを通じて町を知っていただくことが、いざというとき、災害のときにも役立つと思って放送しております」
山根良顕「土木ってそもそもなんなんですか?」
松「道路、鉄道、橋、川、電気、ガス、水道、下水道、港、空港……要するに身の回りにある社会基盤すべて。30分番組です。毎回ゲストをお呼びして、今日は道路の話、今日は水の話、など毎回テーマを変えています。5月1日で5周年になります。最初は緊張しましたけど。ゲストの方がすごい人ばかりなんです。勉強になるな、と思いながらやっています」
2番組目:徳島県徳島市・エフエムびざん「B*B café」担当、ゆりり(ゆゆさん、えりりさんによる音楽ユニット)
ゆゆ「毎週木曜に生放送しているんですけど、リスナーの皆様と楽しくお話をしたり、生で歌ったり演奏したりしています」
山根「“ゆりり”と聞いてかわいい女の子のユニットかと思ったら、おじさんの声が聞こえてきたから……(笑)」
えりり「えりりはおっさんです(笑)。毎週テーマを設けて、皆様からおたよりをいただきながらトークをしています。もともと出身は、ゆゆが千葉で、私は埼玉県なんですよ。二人ともミュージシャンで、音楽をつくることがご縁で、2016年に関東から徳島に移住しました。初めて僕らが出演させていただいたのがエフエムびざんさんでした」
山根「ゲストで行ってその流れでパーソナリティに。徳島には馴染みましたか?」
えりり「移住して8年になるのでだいぶ馴染みました!」
3番組目:福岡県北九州市・FM-KITAQ「北九州学生会議 Campus edge」代表、浜本さん
浜本「ラジオマニアの私を中心に、リスナーからのメッセージをもらいながら、トークや大喜利のメールコーナーなど、学生ながら本格的なラジオ番組を目指して放送しています」
山根「浜本さんも大学生なんだ。いつから始めたんですか?」
浜本「僕自身は一昨年、大学に入りまして。1年生のころからやっています。大学生で代々引き継がれ、僕も入らせていただきました。いまメンバーは6人です。スポンサーとかも自分たちでとらないといけないので、僕も営業しています!」
4番組目:滋賀県大津市・FMおおつ「ヒラカンのすいすいラジオ」担当、ヒラカンさん
ヒラカン「パーソナリティは私、ヒラカン。元小学校教員で、現在は管楽器の修理工房を経営しております。(『すいすいラジオ』の由来は)吹奏楽のすい、ジャズの“スイ”ング、あと“水”曜日にやっているので。エフエムおおつのゲストに一度お迎えいただいて、そこでいろんなことしゃべったら社長さんからスカウトされました」
山根「スカウトされそうなぐらいしゃべりがお上手ですもんね」
ヒラカン「大津・京都・大阪などで活躍されているミュージシャンを呼んで、スタジオで生演奏をしていただきます。こちらが名物コーナーになっております」
5番組目:神奈川県大和市・FMやまと「夕なび+プラス!」(水曜)担当、青木さくらさん
山根「(流暢な自己紹介を聴いて)お仕事は何されているんですか?」
青木さくら「FMやまとのパーソナリティです。イベントのMCやナレーションなどもしております。FMやまとでは今年で2年目ですが、ラジオは10年ほどやっておりました。一度ラジオの現場を離れて、外資系企業の受付などをしていたんですね。コロナ禍もあって自分を見直したいと思ったとき、何をやりたいかと思ったらラジオだな、と考えて、FMやまとさんに応募しました。地元の方はもちろん、神戸や仙台の方からおたよりをいただくこともあるので、幅広く聴いていただいているようです」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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