3月9日未明にも千葉県東方沖 最大震度4…千葉の地震いつまで続く?
きょう3月9日(土)午前4時26分に千葉県東方沖を震源とする地震が発生、千葉県で最大震度4を観測しました。
2月26日頃から地震活動が活発となっていて、3月9日までに震度4が4回、震度3が6回など体に感じる地震がおよそ40回観測されています。
以下気象庁HPより
8日の記者会見で、気象庁の下山利浩地震情報企画官は
「過去の地震活動を踏まえると、今後も引き続き地震が発生し、震度5弱程度の強い揺れが観測される可能性があるため強い揺れに注意が必要」と呼びかけました。
また、いつまで続くのか気になりますが
「今回いつまで続くのか、どういう時に強い揺れになるかもわからない。『いつまで』というのは示せない」と述べていました。
政府の地震調査委員会によりますと
「過去には今回と同じような「ゆっくりすべり」を伴う地震活動が観測されている。
1996年、2002年、2007年、2011年、2014年、2018年に見られていて、1週間から数か月間程度地震活動が継続することがあり、2007年には最大震度5弱を観測している」とのこと。
能登半島地震もあったので、頻発する地震に特に千葉県の皆さんは落ち着かない気持ちになるかと。
下山地震情報企画官は
「常日頃から日本はどこでも地震が起こりやすいので、基本的な備えを」と呼びかけていましたが、いつどこで起こってもおかしくない地震。
元日の能登半島地震でも被災者の皆さんが「まさか1月1日に起きるとは」「今年はいい年になると思った直後だった」と話していました。
家具の固定、寝室にはなるべく家具を置かない、落ちてきやすいものは片づけるなど、基本的な備えをしておきたいものです。
気象予報士 防災士 気象庁・担当記者 伊藤佳子