さんまさんの笑いは1億人でやる同窓会!?
ラジオ番組などで2年以上続くと増えてくるのが“内輪ネタ”。3月5日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、そもそも“内輪ネタ”とは何なのか考えてみた。
目次
西川「そもそも“内輪ネタ”ってどういうものなのかを考えたくて…」
大島育宙「外の人には分からないことが前提になっていて、それに『それ誰に分かるねん』みたいなことも含めての楽しさもありますよね」
西川「ふんふん」
大島「居酒屋とか同窓会の二次会とかで隣のテーブルが聞いたら1ミリも面白くないんだろうな、でもウチらは面白いんだよな~みたいな」
西川「でも、それが基準かもしれないですね。隣のテーブルが聞いても面白くない」
大島「でも、それってテレビ観てても思う時があって…」
西川「テレビで“内輪ネタ”ってどういう時ですか?」
大島「例えば、さんまさんが離婚ネタをずっとイジってる時って外国の人が観ても面白くない。さんまさんがそういう人なんだっていう前提でショートカットしてる笑いだと思うんですけど、そう思うと殆どが“内輪ネタ”だなと思いますね」
西川「その“内輪ネタ”凄く広いですよね。日本で考えると、さんまさんの前提を知ってる人が多すぎるっていう…」
大島「よく若手芸人の人に言われるのが、国民の“内輪ネタ”になるっていうのが“売れる”っていうことだって。究極に面白いとか、心理的に面白いとかは必要なくて、誰にとってもの“内輪”になるのが“売れる”っていうことだっていうのはよく聞きます」
バービー「はぁ~」
大島「だから“内輪”と“内輪でないもの”の境って実はとても難しいっていうか境目はないような気もするんですよね」
バービー「確かに!」
西川「だから、そのテーブルがどれだけ大きいか小さいかにもよるってことですよね?」
大島「そうそうそう、1億人で同窓会やってるのが、さんまさんの笑いみたいな…」
番組では、この他にも“内輪ネタ”についてマジメに議論しています。もっと聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。番組の「今日のクリエイティブ」のコーナーでお伝えしています。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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