大竹まこと、問題山積みの辺野古移転に「できるかわからない工事がずっと続いて行くの？」

番組では朝日新聞の、辺野古移転工事が総工費のおよそ半分が支出済みにもかかわらず進捗が2割以下であることに関して予算委員会で木原防衛大臣が曖昧な答弁を繰り返したという記事を紹介。

パートナーの小島慶子は「1割でも2割でも、そこにあった生態系が二度と戻らないというのを考えて胸が痛い。これからもし『じゃあ工事やめました』となったとしても、何万年、何十万年とかかって作り上げられた生態系は戻らないんですよね」とコメント。フリーライターの武田砂鉄氏も「そもそも完成できるのか、本当に必要なのか、そのお金でできるのか、という問いに国は答えなくではいけないのに、何も明瞭になっていない」と批判、大竹も「軟弱地盤だからね。できるかどうかわからない工事がずっと続いて行くんだよね」と信じられない様子だった。

また、大竹は「問題はそれだけじゃない」と太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者の遺骨を含む土砂を辺野古工事で沖縄本島南部の土砂を使う計画が浮上しているという朝日新聞の記事も紹介。大竹は「そこにいるかもしれない、というのは墓のようなものだよね。そこを無理やり動かそうっていうこと」と驚きの声を挙げると、小島も「ただの国土ではない。今に繋がらう人の物語があるという視点が全く感じられない」と批判し、武田氏も「屈辱的ですよね」と同意した。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。