減った窃盗、増えた公然猥褻 ここにもコロナ禍の影響か ~5月25日「おはよう寺ちゃん」
新型コロナウイルス関連のニュースが連日流れる中、5月25日放送の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーと、火曜コメンテーターの経済学者で上武大学教授・田中秀臣氏が、犯罪件数増減のニュースに言及する場面があった。窃盗件数が減少する一方、公然猥褻は増加しているという。
一部地域では20%以上の刑法犯減少も
今年(2021年)1〜3月期の全国の刑法犯の総数が13万2501件で、昨年の同時期と比べておよそ3万件減少。東京都や東北地方では20%以上の下げ幅で、全国的にも犯罪の認知件数が減少した。窃盗犯の件数はおよそ3割の減少で、この背景にはコロナ禍による自粛ムードの浸透で、自宅で過ごす時間が増えたこと、そして車庫に停めてある車などに触れることをはばかられたからではないかと見られている。
田中氏は過去に群馬県や埼玉県で発生した豚の窃盗の話題を挙げ、ジャーナリスト(ルポライター)の安田峰俊氏著『「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本』(角川書店)を紹介した。「窃盗事例が少なくなってきて、相対的に(豚の窃盗が)目立ってきて(中略)(昔から豚が盗まれていたことが)明らかになった、ということが書かれていました」。
一方で公然猥褻は前年に比べて、およそ80件、18.5%の急増。これについて田中氏も「(この番組で公然猥褻に関するニュースを)多く取り上げたので、実感している」と述べた。寺島アナは「終わりの見えないコロナ禍で、経済的にも精神的にもストレスが溜まっている中、一部の特殊な性癖の人たちが街に繰り出した結果、増加してしまったのかもしれない」との見方を紹介。「暖かくなってくると増えてくるのはどうしてなのでしょうね」という寺島アナの疑問に対して、田中氏は「暖かくなると薄着になっちゃいますからね」との考察を示した。
また、女性ホステスと客に全裸で猥褻な行為をさせていたとして、東京上野の風俗店の店長ら8人が逮捕された。公然猥褻に当たると警察が判断したいきさつを聞き「文章だけではどういう状況かわからない」と困惑した様子の田中氏。店は6年間でおよそ14億6000万円の売上をあげていた。田中氏「エロ恐るべし」。
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 またYouTube公式チャンネルではLIVE配信と、放送後にアーカイブでお楽しみいただけます。
2021/05/25/火 05:00-06:00 | おはよう寺ちゃん 5時~6時 | 文化放送 | radiko
2021/05/25/火 06:00-07:00 | おはよう寺ちゃん 6時~7時 | 文化放送 | radiko
2021/05/25/火 07:00-08:00 | おはよう寺ちゃん 7時~8時 | 文化放送 | radiko
2021/05/25/火 08:00-09:00 | おはよう寺ちゃん 8時~9時 | 文化放送 | radiko