プライドが高くて休職した自分を許せず責めてしまう…という悩みに中元「今の状況を情けないなって感じすぎずに許してあげて」
『中元日芽香の「な」』が、3月4日(月)午前7時に更新され、「ちょっぴり長電話」のコーナーで転職した先の会社で休職してしまい、プライドの高さと自身の性格から自分を責めてしまうという相談に中元が親身に答えた。
今回の相談は、「私の悩みは自分を許せないことです。私は今社会人5年目です。去年希望していた企業に転職することができたのですが、慣れない仕事のプレッシャーと人間関係のストレスが原因で体調を崩し現在休職をしています。自分は元々高い評価を得るために、猛烈に追い込む性格であり、ストレス耐性は高い方だと考えていたので、今の状況は全くの予想外でした。休職中なのですが、期待されて入社したのに短期間で休職してしまったことから情けなく感じてしまい毎日心が休まりません。また元々プライドが高い性格なので、今の状況を知られたくなく、周囲の人に相談できずにいます。自分を自分で責めてしまう毎日です。休職中の過ごし方や少しでも、自分を許せるようになるアドバイスなどをいただけるとうれしいです」というもの。
中元と相談者とのやり取りの中で、休職から2カ月。以前の職場では気力も体力もみなぎっている状態でステップアップのために転職したこと、職場の雰囲気が転職直後とは少し違うストレスを感じやすい状況になったこと、今の職場はピリピリした雰囲気が続いていること、元々自分を追い込むタイプで友人からも回遊魚の様に常に動いている性格と評されていたことなどがわかった。
これらの話を受けて、中元は次のようにアドバイスした。
中元「走り続けることは誰しもができることではなくて、ひたすらに頑張ることができるからこそ、ご希望していた企業に期待されて転職ができたと思います。その取り組み方によってこれまで成功して得てきたものもたくさんあったでしょうしね。今回メールで休職中の過ごし方だったりとか少しでも、自分を許せるようになるんであれば許せるようになるアドバイスなど、いただけたらうれしいなって、ふうに書いてくださってましたね。ご自身の一度決めたら走り続けるんだというところに対して何か少しずつ自分の、できたところはもちろん褒めてあげたいですけれど、例えば今休んでいる状況情けないなって感じすぎずに、少しずつ自分を許してあげられるというか、寛大になってあげられるようになったら戻った後も働きやすいのかなって思いながらメールを読んでいたんですけれど、それでいうと今は自分自身のことを褒めてあげたりとか励ましてあげたりとか認めてあげたりって、どうですか?難しいなあって感じますか?」
相談者「そうですね。なかなか自分が今仕事を休んでるという状況に対して、今まで頑張ってきたねと心から褒めれるようになるのはちょっとまだ難しいのかなと思ってますが、徐々に、あんまり自分を責めていないで。休む時はしっかり休むんだというような、思考に切り替えられるようになれたらいいなというふうには思います」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。