「それはできないな」稀代の作曲家・林哲司さんに落語家が指導!舞台でつまずいたときに笑いをとる技とは?
シティ・ポップを代表するメロディメーカー、作曲家の林哲司さんが2月23日の『くにまる食堂』に4ヶ月ぶりの登場。50周年記念コンサートやトリビュートアルバムなど最近の活動にまつわるお話を伺った。
――林哲司さんが作曲した、松原みきさんの『真夜中のドア〜Stay With Me』が流れる――
邦丸「松原みきさんの『真夜中のドア』を聞いております。わたくし先週、茨城放送開局60周年記念の公開生放送があって水戸駅で降りたんですよ。その駅の北口の左手に高島屋ローズランドっていうのがあって、最上階のイベント会場には、それこそいろんな方がキャンペーンに来たんですよ。チェッカーズも来たし…いろんな方がきたんです」
林「キャンペーン時代ですか?懐かしいですね」
邦丸「そこに松原みきさんも来て、会場中ファンがいっぱいで。先生に話したかもしれないけど、ステージに上がるときに「段」があるでしょ。そこに松原さん、見事につまずいてこけたんです」
林「あぁ僕もやりましたね一度ステージで」
一蔵「それ、つかみとかじゃないんですよね」
林「(笑)それはお笑いの世界です」
邦丸「松原さん、ぺちゃっとうつぶせになってバーンって立って、『ごめんなさーい!』って言って、それが可愛らしくて」
林「つかんでますね(笑)」
邦丸「ファンも一瞬、あっていう感じになったんだけど、それからもちろん『真夜中のドア』も歌ってくれて。何て言うのかな、気持ちのいいシンガーだなーってのを覚えてます。」
林「可愛かったですね。僕は転んでもつかめなかったですね。ああ、やっちゃったみたいな感じで。」
一蔵「先生のような方に僕が言うのもなんですけど、そういう時は、転んだあとマイクを持った瞬間に「普段こういうのやんないんで」とか言ったら、ちょっとウケたりするんです(笑)」
林「それはできないな。やっぱりさすがですね(笑)」
邦丸「去年2023年は、林哲司さんの50周年イヤー。その集大成が11月に東京国際フォーラムで行われた『50周年記念コンサート』です。これが、いろんなところから「行ってよかった」って声を聞いてます。林哲司ワールドに参加されたシンガー・アーティストが一堂に集まったんですよね」
林「そうですね。4時間に及びましたけど、本当にありがたかったのは、皆さん長く感じなかったっておっしゃっていただいて、本当に幸せでした」
邦丸「その中で、林哲司ワールドにどっぷり浸っている菊池桃子さんは、すごい緊張したんだけど、あの場に立てて良かったと、林先生ありがとうございます、と仰っていました」
林「とんでもないです。モモちゃんは一番多く曲を歌ってくれたんじゃないですかね。もちろん作品を提供してるのも一番多いんですけど」
邦丸「それから林先生はトリビュートアルバム『SAUDADE』をリリースされています。一蔵さんもよく知ってる中森明菜さんの『北ウイング』は林哲司さんの手によるものなんですが、この曲のセルフカヴァーが、大きな話題になりました。おそらく明菜さんは、いつ自分が復帰するかなど色んな葛藤がある中で、林哲司というワードを聞いた途端に、これは私ができることはしたい、と言ったそうです」
林「そうなんですか」
邦丸「有楽町の放送で言ってたみたいですよ」
スタジオ(笑)
邦丸「それを聞いた人から聞いた話を今、浜松町で話してます」
このあとは、林哲司さん自身が選んだ楽曲の思い出を伺います。トークの続きはradikoのタイムフリー機能でご確認ください。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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