「仲間がみんな辞めていくんです」役者を目指す人々の事情に大竹が共感「そうなんだよ!」
2月17日公開の映画『フィリピンパブ嬢の社会学』に出演している俳優の津田寛治さんが、2月16日の大竹まことゴールデンラジオに登場。北野武監督の映画『首』では共演した大竹と津田さんが、役者を目指した頃のエピソードを語った。
大竹「役者で食べられるようになったのが35歳?」
津田「そうです。役者を目指し始めたのは18歳で、3年ぐらいでなんとかなるかなと思ってたら(笑)」
大竹「甘い考えで」
津田「いつまでたっても、5年、6年、7年経っても食えなくて。あれどうしよう?と思ってるうちに、バイトが本業で芝居は趣味みたいになってて。(笑)月に何回か趣味みたいな感じでずっとやってて、みんな仲間がやめていくんですよね。実家を継がなきゃとか、結婚しなきゃとか」
大竹「そうなんだよ!みんな辞めていくんだよ」
津田「その子達を見てると本当に立派だなあと思って」
大竹「そうなんだよ!!」
津田「ちゃんと人生に向き合ってるんだって」
室井「ええ?夢を諦めない方が立派じゃないの?」
津田・大竹「イヤ!!」
大竹「違うんだよ」
津田「あれはね、逃げてるだけなんですよ。(笑)」
大竹「そうそう、そうなんだ」
津田「夢を持ってるっていうと格好いいじゃないですか。ちょっと女の子にモテそうだし。それで俺には夢があるからって、実質はフリーターなんですけど、夢があるからフリーターやってるみたいな。」
大竹「俺の友達ももうみんなやめてった。家継がなきゃっつって。それでもまだ、ぐうたらしてたいからね。働かないと貧乏で当たり前じゃん。働いて貧乏は嫌だなと思って、だから働かないでいよう、なんて思っちゃったりして」
津田「わかります。僕なんかだと、もうまともな仕事が多分できないなと思って、怒られまくってクビになるのがオチだなと。」
大竹「うちの斉木しげるは「お前、店長にならないか?ハワイ支店出すんだけど、いかないか?」って言われてた」
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