打首獄門同好会の「布団の中から出たくない」を聴いて中元「寒い季節になると自然と聴きたくなります」
『中元日芽香の「な」』が、2月19日(月)午前7時に更新され、「日芽香セレクション」のコーナーで中元が触れた映画や本、漫画から生き方や考え方、カウンセリングのヒントになるかもという作品について紹介した。
今回、中元が紹介したのは、打首獄門同好会の「布団の中から出たくない」という楽曲。
打首獄門同好会は2004年に結成された男性ギターボーカルと女性リズム隊という珍しい編成のスリーピースバンド。七弦ギターと五弦ベースによる合音サウンドに妙に生活感あふれるゆるい歌詞をのせた独特のスタイルから、生活密着型ラウドロックという新ジャンルを確立。全国のビッグフェス、ビックイベントに多数参加し、話題沸騰。いつしか飯テロバンドの異名を持つようになった。楽曲について、中元は次の様に説明した。
中元「「布団の中から出たくない」という曲名です。 私の気持ちとかじゃなく、作品の名前であります。 打首獄門同好会さんが歌う曲で、2018年1月24日に発売されたシングル「冬盤」の中に収録されています 。私は数年前にこの曲に出会ってから、毎年寒い季節になると自然と聞きたくなります。なので、今年もこれ聞いて、1年前もこれ再生してたななんて思いながら、楽曲もですけれど、ミュージックビデオもまたほんわかしたアニメーションで、心温まるような作品なので、合わせて見てみてください」
中でも好きなフレーズについて、次の様に中元は語った。
中元「私の好きなフレーズは、2番サビの「布団の中から出たくない 布団の中にすべてあればいいのに」っていうフレーズです。 休日はその状態にしますけどね。本とかスマホとかをなるべく手元に置いて、ここから出ないぞ私はみたいなね。でもお仕事の日とか、朝早く起きて、動かなきゃいけない日はそうもいかないのよね。出なきゃ!やだ!って葛藤がありますね。この楽曲、共感できるのもいいんですけれど、もう1つ前向きになれるポイントがあります。ずばり自己肯定感。寒い中で布団から出た自分えらいぞ!っていうメッセージを歌ってくれてるんです。 ミュージックビデオでは歌詞にない言葉も追加で寒い中、布団から出てトイレ行けたとかご飯できたとか起きたのえらいとかもう褒め殺ししてくれます。自分を褒めるのって難しいけれど、探してみると意外と見つかるかもっていう話をこの番組で私は積極的にしていますが、そのヒントがこのミュージックビデオの中にあるような気がしています。 寒い朝もですが、他にも布団から出たくない日って人によってはありますよね。 学校行きたくないなとか。家事したくないなとかね。そういうモヤモヤした気分の時ってなかなかポジティブな言葉が浮かばなかったり、明るいサウンドを聞こうってならないというか、そんな時にこの楽曲を聴いて、MVを見たらちょっとほっこりした気分になれるんじゃないかなって思います。 MVの中でアニメーションのペンギンちゃんが「出たくないな。でも、あれしなきゃな」とか、考え事をしているのをフフって暖かい気持ちで見るルーティーンをこの寒い時期にはお勧めしたいです。イラストの絵とか、色使いが柔らかいのも癒しポイントかもしれないですね。轟音サウンドというふうに紹介しましたけれど、この「布団の中から出たくない」のメロディーラインはなんでか明るくて、優しくて、聞いていて体力が消耗する感じが全くないんですね。 コードがどうとかってよくわからないんですけれど、その不思議なバランスがノリノリで。でも、歌詞が優しくてみたいな不思議なバランスが、打首獄門同好会さんならではなのかなというふうに思いました」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。