東京圏への一極集中がさらに強まる。転出超過の地域との差が浮き彫りに!

東京圏への一極集中がさらに強まる。転出超過の地域との差が浮き彫りに!

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1月31日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、東京圏への一極集中が、さらに強まるというニュースについて意見を交わした。

森永氏、「そろそろ家賃が高い東京に住むのが馬鹿らしくなって、郊外などへ移り住む人が増えてくるのでは」と予想。

総務省はきのう、住民基本台帳に基づく2023年の人口移動報告を発表した。東京圏では転入者が転出者を上回る「転入超過」が12万6515人だった。東京圏への流入は新型コロナウイルス流行下で鈍ったが、23年の転入超は流行前にあたる19年の85%まで戻った。
東京圏への転入超過は2年連続で前年を超え、22年より2万6996人増えた。日本人に限れば28年連続の転入超だった。東京都の転入超過は6万8285人と22年よりも3万262人増え、2年連続で前の年を上回った。

寺島尚正アナ「こういう数字が出て来ましたね、森永さん」

森永康平「そうですね、最近日本の各地へ講演とかで呼んでいただくんですが、こういうテーマは必ず出るんですよね」

寺島「そうなんですか!」

森永「東京一極集中って、裏返せば地方の過疎化だったり人材流出みたいな話につながる
ので、やっぱり地方で経営されている方とかとお話しすると、人手不足みたいなことを結構みなさん言うんですよね。でも僕、東京に人が集まるっていう流れはなかなか変わらない気はするんですけど、もうちょっとすると二極化するんじゃないかと思ってるんです」

寺島「二極化ですか?」

森永「もう都内の物件価格が高すぎるんですよ。そうすると、事情もあるでしょうけど一部に関してはね、都内のタワマンとかに、高くても頑張ってペアローンのフルローンで住んで、そういう自己顕示欲を満たしたい!っていうタイプの人と、もうこんな高い家賃の東京に住んでいるのが馬鹿らしくなってるっていう人と。それで今、リモートで働ける人も増えているので、郊外に移り住むみたいな、『もう東京はいいや!』ってなって出ていく人も、そのうち出てくるんじゃないかという気はしてるんですよね、最近」

寺島「八王子はオススメですよ、東京都ですけどね(笑)」

森永「そうですか。あっちの方も行く機会があったんで、僕が今みたいな話をしたら、『同じ東京都でも場所によって全然家の値段が違いますよ』って言われましたけどね(笑)」

寺島「都道府県別でみますと転入超過は東京都と神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、滋賀県、福岡県の7都府県。残りは転出者が転入者を上回る『転出超過』だったということです」

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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