有名な曲が多め? 柴田理恵さん誕生日記念!? 「涙」曲特集!

有名な曲が多め? 柴田理恵さん誕生日記念!? 「涙」曲特集!

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1月14日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「涙」でした! なぜかというと……?

鷲崎健「(1月14日が)柴田理恵さんの誕生日だという情報を得まして!」

鈴木純子「柴田理恵さんといえば!」

鷲崎「そうです、涙なくして語れない! ……ちょっと意味が違うけど(笑)。ということでいろんな曲があるんですが、1曲目、こちらからお届けしましょう!」

♪「ともだち」/松倉如子

鷲崎「僕、これラジオで聴いたんですよ。エフエム福岡で『ちんさや』という番組がやっていて。なんだこりゃ、と思って調べたのを覚えています。ハッとして調べる、みたいなことがあるんだな、と。

松倉さん、京都で映像を専攻していた学生時代、芸大にいらっしゃったんです。ラジカル・ガジベリビンバ・システムとかでおなじみの宮沢章夫さんが講師をしていて、声を絶賛して『君、歌ってみなよ』と、なかば強引に歌うことになった、という経歴の方です。

とても独特な歌声なのにノスタルジックな感じというか。なんでしょうね、僕が最初に思ったのは、山の神、精霊みたいなものに、小さいころに子守唄を聞かせてもらったことがある。記憶にはないんだけど、大人になってそれを思い出す、みたいな。変な言い方ですけど(笑)、そういうふうに感じたのを覚えています。いろんなところでライブも行なっています。よかったら調べて足を運んでみてください。続いては、聴いたことある人、多いと思います!」

「涙のスイカ日記 (夏ヴァージョン)」山田邦子

鷲崎「アルバムがメチャクチャ売れたので、持っているという人もいるんじゃないでしょうか。山田邦子さんが作詞作曲で、アレンジがCOSA NOSTRAの桜井鉄太郎さんです。

『(邦ちゃんの)やまだかつてないテレビ』というのが昔ありまして、我々は知っていますが、『M-1』審査員のイメージの人もいると思います。『オレたちひょうきん族』という伝説の番組が1989年10月14日に終わったんですって。この番組(やまだかつてないテレビ)が同年10月18日に始まった。『ひょうきん族が終わって山田邦子の番組が始まる』『時代の変化があったんだ』……と当時、思いました。

いろいろと揶揄もされたんですけど、子供にもわかりやすい裸とか暴力みたいな笑いが多い中、誰も傷つけない笑いみたいな……いまもよく言われますけど、先取り的な番組だったんじゃないかな、と。バラドル、森口博子さんとかも出ていらっしゃって。

観客が『かわいい~!』『がんばって』とか。ひょうきん族の時代にもあったんでしょうけど、お笑いに対してはちょっと違うじゃん、という空気があった。恐らくこのときは大いに言っていいし、言われるほうも悪い気しなかった。

いわゆる(お笑い)第2世代から第3世代、ひょうきん世代からとんねるず、ダウンタウンの世代に移行する時代と重なるんですけど、邦ちゃん世代、やまかつ世代があったんだな、という感じです。全然曲の解説じゃないけど(笑)。続いても……ごめんなさい、きょうは有名な曲が続きます!」

♪「涙のリクエスト」/チェッカーズ

鷲崎「X(#鷲崎もち)のほうでも『ラストライブ盤だ』と書いている方、いましたね。お見事! 1992年12月28日に日本武道館で行われた最後のコンサートの音源よりおかけしました。

映像も存在していて、各地でアコースティックセッションみたいなことをしていたらしいんです。そのときの映像なんかを見ると、本当に楽しそう、仲良さそうで……。後に、不仲だったみたいな話がメンバーから出されて。なんでしょうね……そういう側面もあったかもしれないけど、学生みたいに楽しくて、ふざけていて、みたいな面もあるんじゃないか、と信じたくなる音源ですね。

ラストライブ、バンドとして、ものすごい完成度だったんだな、というのを感じます。アイドルバンドだと思われていたきらいがあったんですけど、とてもいいバンドでした。チェッカーズに対して今更ですけど(笑)。では続いての曲をお届けしましょう!」

♪「涙くんさよなら」/浜口庫之助

鷲崎「ハマクラさんバージョンの『涙くんさよなら』ですね。曲自体は有名で、もともと坂本九さんがレコーディングされたらしいです。それが1965年5月に出たんですけどあまり売れなくて。同年9月にジョニー・ティロットソンさんという方がカバーして大ヒット。さらに同年12月に和田弘とマヒナスターズ、翌年4月にはジャニーズがシングル発売……その後も数々の方にカバーされました。

自曲をカバーする『歌えば天国』というハマクラさんのアルバムがありまして、いろんな曲をカバーしている中のひとつです。ハマクラさんの『和ボスさ』……というんですか。一般的に我々が知っている朴訥でフォーキーな、みんなの胸にグッとくるバージョンと少し違って、楽天的な、フランスかどこかの中年浮気男がバカンスの終わりに歌っている、リゾラバの歌みたいですね」

鈴木「しゃれている、ってことですね!」

鷲崎「そう。歌い方とアレンジでこう変わるんだな、という。時間ないんですけど、最後はやっぱり御大に登場していただきたい! こちら聴いてください!」

♪「私は哀しい」/柴田理恵

鷲崎「原作・石ノ森章太郎、東映不思議コメディーシリーズというのがありまして。1981年に『ロボット8ちゃん』から始まって『バッテンロボ丸』『ペットントン』『どきんちょ!ネムリン』『勝手に!カミタマン』などがあって、89年以降に美少女シリーズ、『(魔法少女)ちゅうかなぱいぱい!』『ちゅうかないぱねま!』『(美少女仮面)ポワトリン』『(不思議少女)ナイルなトトメス』。

そのあとに『うたう!大龍宮城』という作品があるんですけど、その中の1曲ですね。石ノ森先生が『あれは何点かデザインを渡しているだけだよ』と言ったぐらい、浦沢義雄さんという鬼才というか天才というか、そういう方が手がけていた番組です。柴田理恵さんはフグの役で1回だけ出ていました(笑)。海洋汚染で竜宮城に住めなくなった乙姫様が地上に現れる、という作品で、そのときの挿入歌でした」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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