馳浩石川県知事、13日に岸田総理と被災地入りへ大竹「知事にはいろんな素養がいると思うんですけど、1番大事なのは優しく対応できるか」

中日スポーツによると、地震発生時には自宅のある東京都内にいた馳知事は、そのまま首相官邸に向かい、その日のうちにヘリコプターで石川県に戻ったことと報道されている。その後は自身のX（旧ツイッター）で能登地方への不要不急の移動を控えるお願いなど、県の公式Xのリポストを含め情報発信を続けている。

しかし、4日の各市町とのオンライン会議、8日の金沢市内の体育館に設置された一時的避難施設の視察、10日の会見動画以外は知事自らの写真投稿はなく、能登地方への視察はしていない模様だ。
X上では「初動は迅速でしたよ」との声や各地で寸断される道路などのインフラや天候の状況に理解を示す意見がある一方、「現場の惨状を見て回った知事が場所を決めて岸田総理を案内するのが当たり前でしょ」「被災した県民のもとへ馳せ参じる事もせず、岸田首相の案内役や露払い役でもするつもりなのか」と意見があがった。

大竹「4日のメディアの報道で、金沢に馳浩知事が訪問していたとありました。てっきりその後、能登に行ってるんじゃないかなって」

室井「それが当たり前じゃないの知事として」

大竹「石川県知事だからね。行ってると思ったら。行ってないっていうふうに記事が出ててかなり私は驚いたんですけども、それでいつ行くことになってるの？」

鈴木アナ「明日13日に岸田総理と共に被災地訪問ということですね」

室井「元旦の日に東京にいて、なんでここにいるんだみたいに責められたのは、ちょっとかわいそうな気がしたのよ。帰りたいんだけど、心配で。予知なんてできないし、東京にいてしまったんだから。おかしくない？能登に入ってないって」

大竹「知事のもとにいろんなことが決まっていったり、迅速に動けたりすると俺は思うんだけどね。まあでも、ネットもあるから、オンラインでも、できなくはないなとは思うけどね。知事の方にはいろんな素養がいると思うんですけど、迅速に動けるか回転が早いかとかいろんなことはあると思うけども、1番大事なのは優しく対応できるか。優しいっていうことはこうしたらいいんじゃないかって考えられる俺結構ベースになる言葉じゃないかと思ってんだけど、違いますか？」

室井「というか、知事はやっぱり1番大変なところに入って、被災された方が自分らは見捨てられないんだ、守ってもらえるって思えるように発信することが大事なんじゃないの」

大竹「色々な役目が世の中にあるけど、メディアはいち早く入ってその情報を広く伝える。もちろんそれと同じような使命が県を代表する知事にはあると思うよね」

室井「13日に一緒に入るの？どちらかというと、もっと1番大変なところは視察して、岸田さんに早くこうして欲しいと色々お願いしたりするんじゃないの」

大竹「まあどういう入り方するか知らないけども、ずいぶん前には知事が何人も連れて入って現地に迷惑だったりしたこともあるから、そこら辺は難しいことだとは思いますけども、国会議員の色々な人も含めていろんな党があるけど、その党なら党でどういうふうにしたら現地に迷惑をかけないで行けるかってことを考えて、その中でどういうふうにことを進めたらいいか、何が足りないか。考えていくっていうのにはやっぱり一番先に総理には行って欲しかったよね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。