「被災地の試験が無事終わるよう応援しています」明日からの大学入学共通テストにエール
1月12日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、大学入試共通テストについて意見を交わした。
とにかくオペレーションが複雑なんです
大学入学共通テストが明日と明後日、全国一斉に実施される。能登半島地震が起きた石川県内でも、7つの大学で5229人が受験予定。被災地の高校は受験生の支援に動いている。石川県立七尾高校では年明けに共通テストの演習を2回行う予定だったが、いずれも中止した。断水で授業再開の見通しも立っていない中、9日から教室を自習スペースとして解放した。また大学入試センターは、今回、被災した受験生を追試験の対象として金沢大学を会場に追加している。被災で受験票をなくしたという場合も受験は可能で、罹災証明書等は不要。追試験の申請は電話でも行える。
寺島アナ「これは内藤さんどういうふうにご覧になりますか? 」
内藤「とにかく受験生が受験できる環境は整えてあげなきゃいけないのと、あと受験生の方のことをどうしても優先に考えるんですが、僕も一時期、学校に務めていたことがある関係で試験をする側も相当大変なんですよ。 私は幸いにして共通一次は監督とかやったことないんで、二次試験とあと共通一次は袋詰めかなんかやらされたかな? 」
寺島「書類かなにかの?」
内藤「いえ解答用紙。マークシートの袋詰めを教室ごとに枚数数えてやるという作業を割り当てられた事あります。私が勤めてたところは偉い人が駆り出されて、私は二次試験のほうでばっかりだったんですけど、とにかくオペレーションが複雑じゃないですか。別に大学の先生は試験の監督をするための人ではないですから。」
寺島「専門の方じゃないですものね。」
内藤「当然、毎回トラブルなり何なりが起きるので、特に今回こういう被災地ではさらにイレギュラーな形になりますから、まずは試験の運営が無事に事故なく終了していただきたいなと応援しています。」
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