志賀原発の施設トラブルに懸念。大竹まこと「福島第一原発のときも……」

今回の地震により、志賀原発に施設トラブルが生じた。
外部電源を受けるための変圧器が損傷し、油漏れが相次いで発生。普段とは別の系統の外部電源に切り替えた。
漏れた油は合計で2万リットル以上に及び、一部は海に流れ出たと見られる。
変圧器がどういう理由で壊れたのか。今生き残っている変圧器も、今後の地震で壊れるのではないかという指摘も。専門家から早急な原因究明が求められている。

大竹まこと「発表内容が少しずつ変わってきてるっていうのがあるんだよね？　当初の発表だと、漏れた油は今の5分の1だった。それが（今は）2万リットルになってる。変圧器ってどんな役目があるんだっけ？」
砂山アナ「動いていない原発にも、使用済み燃料を冷却しておくプールがあって。変圧器は外部の電源を取り込んで、いわゆる電気に変えるときに使われると。ディーゼル発電とか電源車とか色々な電源は用意されているんですけど、その外部電源を取り入れるための変圧器で、今回は相次いで油漏れが起きてしまったと」
大竹「外部電源を取り込むってことは、内側の電源がダウンしたってこと。だから外部電源に頼らざるを得ないっていうことだよね。これ福島第一原発のときも、一番初めに……」
砂山アナ「そうですね。福島のときは地震で外部電源を取り込むことができなくなって、そのあとディーゼルで発電をしてたんですけど、今度はそれが津波でやられてしまって、電源を消失してしまったんです」

番組内では、原発敷地内にある水槽の水位変動について数値の訂正が入ったことも取り上げ――

大竹「福島のときもそうだったけど、モニタリングポストもできなくなってたと。今回も全部じゃないけど壊れちゃってたって。そこらへんも気になるね。どれも大事な情報だから、各テレビ局なんかはちゃんと取り上げてほしいな」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。